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薬物療法、手術、精巣精子採取術…男性の不妊治療

 

 

◆男性が受ける不妊治療

 

男性不妊の治療方法は、精液の状態で決まります。主な治療方法は、薬物療法手術精巣精子採取術です。薬物療法は、ホルモン異常などのはっきりとした原因がある場合には特に有効とされています。薬物療法で効果がなく、原因もはっきりしない場合は人工授精といった次のステップに移行します。精索静脈瘤閉塞性無精子症の場合は、手術をすることによって精液の状態を改善することができます。重症の乏精子症非閉塞性無精子症の場合は、精巣上体や精巣から精子を採取する、精巣精子採取術が行われます。

 

 

◆造精機能障害とその治療方法について

 

男性不妊の原因のほとんどを占める造精機能障害。これは、精巣で精子が十分に、または全く作られない状態のことを言います。造精機能障害には以下のような種類があります。

 

○乏精子症・・精液中に精子の数が少ない状態。

○無精子症・・精液中に精子が一匹もいない、最も重い症状。

○精子無力症・・精子の数は正常だが、運動率が悪い状態。

 

1回の射精で放出される精子の数は数億と言われており、その中で卵子の周辺に辿りつける精子は数百以下とされています。そのため、精子の数が少なかったり運動率が悪いと、妊娠の確率が大きく低下してしまいます。造精機能障害の治療方法は薬物療法が基本で、ホルモン異常を伴う場合はホルモン剤を、それ以外の場合は漢方薬ビタミン剤などの複数の薬が出されます。

 

 

◆薬物治療で使用される薬の種類

 

薬物治療で使用される薬には以下のような種類があります。

 

●ホルモン剤

血中の卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンが低下していると、精子の形成を促すためにヒト閉経ゴナドトロピン(hMG)ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を注射します。

 

●漢方薬・ビタミン剤

ホルモン異常のない軽度の乏精子症、精子無力症の場合、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、柴苓湯(さいれいとう)などの漢方や、CoQ10ビタミンE、C、B12などの抗酸化作用をもつビタミン剤が使用されます。活性酸素が造精機能に影響を与えると考えられているからです。

 

●血流改善薬

精巣の血流が増加して精子の代謝がアップすることで、精子数増加効果があるとされています。カリジノゲナーゼという末梢血管を拡張して血流を改善する薬が使用されます。 

 

●抗生物質

精液が白く濁る「膿精液症」の人や精子の通り道に感染がある場合に使用されます。菌がなくなることで白血球が減少し、精子の運動率が改善すると言われています。 

 

 

男性側の不妊治療は、精液の検査結果によって変わります。男性側の治療方法は女性に比べて負担が少ないことが多く、男性因子の不妊はすべての不妊原因の約半分を占めることから、不妊に悩むカップルは、勇気を出してまずは男性が検査を先にすることで、女性への負担を減らすことが出来るかもしれません。 

 

(Photo by:[//www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_3418.html]) 

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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