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生活習慣病

肺の生活習慣病「COPD」で呼吸が苦しくなる原因とは

 

近年CMなどで耳にすることも増えた「COPD」は、タバコが主な原因である肺の生活習慣病とも言える病です。長期間刺激にさらされ、治りにくい炎症が続くことで肺が壊れて行きます。この病気にかかると、呼吸が苦しくなったり、すぐに息切れがするなどの症状があらわれ、重症化すると呼吸困難に陥り、生命に関わることにもなります。どういった仕組みでこのような呼吸の障害が起きていくのか、その原因を見ていきたいと思います。

 


■肺の機能


そもそも肺の機能とはどういったものなのでしょうか。呼吸をすると、まず鼻や咽頭、喉頭を通過し気管支へ到達します。この気管支が肺に向かって枝分かれしながら延びていきます。先端にいくほど細くなります。やがて一部が肺胞とよばれるブドウの房のようなものに到達します。この肺胞では、吸い込んだ空気に含まれる酸素を血液中に受け渡し、血液によって運ばれてきた二酸化炭素を受け取るという「ガス交換」が行われます。運動時のより酸素を必要とする場合や、歌を歌うなど長く息を吐き続ける場合などに応じ、無意識に呼吸をコントロールし、酸素と二酸化炭素のバランスを保っています。


■外気にさらされる肺


肺という臓器は、他の臓器に比べ外から取り入れたものに直接さらされやすいという特徴があります。防御機能としては、空気に有害な物質が混じっていた場合、まずは鼻がフィルターの役割をします。次に気管の表面にある粘膜が物質をとらえ、それが痰となり外へ出されたり飲み込まれたりします。さらに咳反射がおこったり、気管支の筋肉が収縮し、有害物質の侵入を防ごうとします。こうした防御機能の処理能力を超えて肺に到達してしまうと、その物質が長期に渡って炎症を引き起こす、という事態になってしまい、気管支をむくませたり肺胞を破壊します。こうして呼吸が苦しくなるといった症状がおこってきます。

 


酸素と二酸化炭素の交換という大切な役割を担っている肺胞ですので、有害物質でダメージを与えないよう、大事にしていきたいですね。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/06/23-338123.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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