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気になる病気・症状

肺炎を起こす原因菌の種類 重症化しやすい細菌性肺炎


乳幼児や高齢者では死因ともなり得る肺炎。肺炎を起こす原因菌には、どのようなものがあるのでしょうか。原因とホームケアについてまとめました。

 

ほとんどがウイルス性肺炎

肺炎のほとんどが、ウイルス感染による肺炎といわれています。

 

長引く頑固な咳や軽い風邪症状が中心で、高熱などの激しい症状をきたすものは少ない特徴があります。自然に治ることもあるため、知らないうちに感染し、治癒していることも多いと言われています。

 

また、ウイルス性の肺炎と診断されたとしても、ウイルスに抗生物質などの抗菌薬は効かないため、薬によって治すことはできず、対症療法のみとなります。

 

重症化しやすい細菌性肺炎

細菌性肺炎はウイルス性肺炎に比べて重症化しやすい傾向にあります。

 

肺炎を起こす細菌にもさまざまな種類があり、ある外来の診療所で肺炎の原因菌を調査した結果では、
・肺炎球菌:25%
・肺炎クラミジア:22%
・肺炎マイコプラズマ:15%
・インフルエンザ菌:14.3%
・黄色ブドウ球菌:7.1%
・モラクセラ・カタラーリス:6.5%
・クレブシエラ:1.2%
・レジオネラ:0.6%
・不明:27.9%
となっています。


一般的には、成人の肺炎起因菌で最も多いのは肺炎球菌、次いでインフルエンザ菌が多いといわれています。

 

細菌性肺炎は、上気道のウイルス感染に引き続いて起こることが多く、「ウイルス・細菌混合性肺炎」または「二次性細菌性肺炎」と呼ばれます。

抗生物質によって治療することができますが、抗生物質に対して耐性を獲得した耐性菌も多く出現しており、薬の効かない肺炎もあり注意が必要です。

 

自宅でのケア

入院の必要がなく、自宅で様子を見るよう指示された場合は、部屋の湿度を50~60%に保つように加湿します。加湿器がなければ鍋でお湯を沸かしたり、お風呂の蓋を開けたまま浴室の扉を開けておいたり、洗濯物を室内に干すなどしましょう。


咳き込んで吐いてしまうようなときは無理に食事をとらず、水分補給を心がけます。ゼリー飲料のような食べやすいものを食べても良いでしょう。

 

 

咳と痰といった気管支炎よりも、発熱や胸痛、膿性の痰といった症状が現れた際は、細菌性肺炎の可能性も。早めに医療機関を受診することが重要です。

 

photo by://www.ashinari.com/2012/05/22-362194.php

著者: seasideさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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