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男性の高齢者に多い?肺炎にかかりやすい人の原因

 

肺炎は大きく分けて、市中肺炎と院内肺炎に分けられます。このうち市中肺炎とは、一般社会生活を送っていられる人に見られる肺炎のことをいいます。

ここでは市中肺炎について、かかりやすい人はどんなひとか、まとめてみました。

 

高齢者に多い肺炎

肺炎は、健康な人にも多い疾患です。しかし、高齢者や、何らかの基礎疾患を有している人など、それぞれの背景によって原因となる菌や病態に違いがあります。

 

日本では死因の4位を占めていますが、肺炎による死亡の95%以上を65歳以上の高齢者が占めています

 

男性の高齢者に多い

ある病院で診察した954例の肺炎を年齢別にみたデータでは、女性は60歳代、70歳代が多いものの、すべての年齢に分散して見られます。一方で男性では、60歳代以上の高齢者に多く、70歳代で突出して多くなっています。


高齢者は、若者に比べて基礎疾患を有していたり、誤嚥する頻度が高いことから、おなじ人が繰り返し肺炎を起こすことが多くなり、患者数も多くなります。

 

男性高齢者の肺炎が多い原因には、男性の喫煙率が女性よりも圧倒的に高いことが関係していると思われます。

 

年齢によって異なる起因菌

肺炎を引き起こす原因となる菌も、年齢によって異なります。


マイコプラズマ肺炎では60歳未満が95%を占めているのに対し、肺炎球菌性肺炎では、60歳以上の高齢者が67%を占めています。

 

肺炎球菌はヒトの鼻や口、のどなどに常在しているといわれている菌。高齢者ではこれが肺に入ることによって肺炎を起こすことがあります。

 

肺炎を併発しやすい背景

一般的に高齢者は、全身的な老化や低栄養、がんなどを背景とする免疫不全、気管支粘膜の繊毛運動の減弱、咳込んで異物を吐き出す反射の減弱など、肺炎を生じやすい要因が多くなります


さらに、70歳以上では、糖尿病患者で肺炎を併発することが多く、脳梗塞などの脳血管障害や、胃切除など上部消化管手術をしたことがある場合など、誤嚥リスクが高い場合に肺炎を併発することが多いことが明らかになっています。

 

「65歳を過ぎたら肺炎予防」といわれています。肺炎が死因となることもあるということ、誰しも加齢によって肺炎を起こしやすくなることを念頭に置いて、肺炎の予防に取り組みたいですね。

 

photo by://www.ashinari.com/2008/08/17-006586.php

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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