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敗血性ショックはICU治療で行われる!?患者の状態に応じた治療とは

 

人は生活の中で様々な細菌に接しています。

通常の状態であればそうした細菌が体の中に入っても、免疫機能によって細菌が悪さをするのを防いでくれますので、日常的な細菌に関しては大きく問題視されることはありません。

 

 

敗血症とは

敗血症は様々な細菌が血流に乗って体の各部分で炎症を起こす疾患ですが、上記のように免疫機能が正常に働いている場合は、細菌が体の中に入っても問題にはなりません。

特に敗血症性ショックは重症の敗血症を指し、初期の輸液蘇生の対処の反応が悪い上、心不全が原因となって心機能が失調し、各臓器に満足な血流が回らなくなる臓器低灌流が生じ、低血圧が伴う危険な状態になります。

 

死亡率は減少しているが

上記のような敗血症性ショックの死亡率は以前より減少していますが、その割合は約4割です。ただし、この数字も患者の身体的な環境によって大きく幅があるもので、平等に誰にでもあてはめてよい数字というわけではありません。

 

敗血症性ショックの治療

敗血症性ショックの治療はICU(集中治療室)で行われるべきとされています。

全身性の炎症ということで、多臓器を常に管理する必要があるためで、血圧や乳酸値、腎機能、血糖値、電解質レベル、中心静脈圧などのモニタリングを頻繁に行う必要があります

これらを管理した環境の下で、症状を起こしている原因菌に対する抗生物質の投与や、生理食塩水を用いた輸液蘇生など患者の状態に応じた治療が行われます。

 

血流に乗って細菌が全身を巡る為、各臓器に障害が出ます。そのためあらわれる症状は障害された臓器に応じて様々で、場合によっては多臓器不全になることもあります。そのため常に患者の症状に注視し、それに合わせた適切な治療を行う必要があるのです。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/11/16-010317.php?category=393])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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