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敗血症の治療方法 強力な抗菌薬投与、様々な支持療法が必要不可欠!

 

◆はじめに

敗血症の症状の表れ方としては、悪寒や震えを伴う発熱が挙げられます。

しかし、重症の場合には、逆に低体温になることもあります。さらに心拍数や呼吸数の増加も生じ、血圧の降下や意識障害を起こすといったショック状態(敗血症性ショック)となる場合もあります。

 

また、敗血症により生命を維持する上で重要となる臓器が障害されると、呼吸不全・腎不全・肝不全といった、いわゆる多臓器障害症候群(MODS)を併発することもあり大変恐ろしい病気です。

 

こういった症状を生じる敗血症ではどのような治療が施されるのでしょうか?こちらで簡単にまとめましたので参考になさって下さいね。

 

◆敗血症の診断と治療方法

敗血症は血液の細菌感染症ですから、強力な抗菌薬投与とともに様々な支持療法が必要不可欠となります。昇圧剤、補液、酸素投与などの他にも呼吸不全・肝不全・腎不全などの臓器における障害に対しては、人工呼吸管理、持続的血液濾過透析(ろかとうせき)血漿(けっしょう)交換などが必要になる場合もあります。

 

DICを併発してしまった場合には、タンパク質分解酵素阻害薬やヘパリンを使用します。また、副腎皮質ホルモン剤を短期間併用することもあります。最近では、敗血症において主な原因となっているエンドトキシン(細菌毒)を、グラム陰性桿菌(かんきん)によって吸着する方法など、新しい治療法が試みられています。

 

 

近年の抗生物質の進歩によって敗血症は決して多く見られる病気ではなくなりました。しかし、治療が遅れたり合併症の程度によっては、致命的な重篤な症状を伴う病気であることには変わりません。

ですから、早期に受診し、適切な治療を受けることが重要になってきます。体に何らかの異変を感じたら、放置せずにできるだけ早く病院などの医療機関を受診するようにしてくださいね。

 

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2013/01/blog-post_6175.html])

著者: みの痔さん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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