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出産前に知っておこう!早発型と遅延型がある新生児の敗血症

 

敗血症とは簡単に言えば、血液における細菌感染症です。

主に、高齢者や手術後の人は体力が低下していることで抵抗力が下がり、敗血症になりやすいとされています。

 

新生児の場合は、それとはまた少し異なります。新生児敗血症は出生1000人のうち1~10人くらいと言われています。

破水してから18時間以上たっても出産に至らない場合や、母親に感染症(特に尿路感染症、子宮内膜感染症)がある場合はリスクが大きくなります。

 

また、母親のお腹にいる期間(在胎週数)が短い子ほどかかりやすい病気です。

一般的に新生児期はまだ色々な機能が未熟で、白血球機能を含む感染防御機能も未熟です。

新生児敗血症は早発型(生後72時間以内に発症)と遅発型(生後72時間以降に発症)の2種類が存在します。

 

新生児敗血症の原因菌

・早発型敗血症

B群溶血性連鎖球菌、大腸菌、インフルエンザ桿菌(かんきん)、クレブシエラ菌、リステリア菌、肺炎球菌、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌など

 

・遅発型敗血症

黄色ブドウ球菌、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、大腸菌、緑膿菌、インフルエンザ桿菌、クレブシエラ菌、セラチア菌など

 

感染時期と感染経路

・体内での経胎盤感染

・経産道感染

・出世以後の水平感染

 

危険因子と主な感染原因

・早い時期の破水

・胎児の周辺にある絨毛(じゅうもう)や羊膜の炎症

・母体感染微候(発熱、白血球の増加、膣培養陽性など)

・低出生体重児

・新生児仮死

・点滴やチューブなどの各種カテーテル、挿管チューブ

 

敗血症は生後1週間が過ぎた早産児の死亡の主な原因となっています。敗血症から回復した新生児に長期的な問題は生じません。

※髄膜炎を起こした場合は例外で、後に精神発達の遅れ、脳性麻痺、けいれん発作、聴力障害などが現れる場合があります。 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/02/23-014446.php?category=51])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-14掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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