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気になる病気・症状

呼吸を助ける物質、サーファクタント!でも肺胞タンパク症を引き起こすことも!?

 

働き盛りの喫煙をする男性に多く見られる疾患に肺胞タンパク症という疾患があります。

 

肺胞タンパク症って何?

肺の構造とは?

肺は空気中の酸素を体の中に取り入れ、体の中で発生した二酸化炭素を体外に出す器官です。

そのための構造としてあるのが肺胞と言う小さな袋状の組織で、毛細血管を這わせた肺胞が3億~6億個あるとされています。この肺胞という袋はとても小さいために膨らみにくいという性質を持っています。

しかし、肺胞が膨らまないとその分空気が入らずスムーズな酸素と二酸化炭素の交換ができません。

そのため、サーファクタントという物質が肺胞の表面を覆って張りを弱め、肺胞を膨らみやすくしてくれています

 

過剰なサーファクタントによって肺胞タンパク症に…!?

肺胞タンパク症は上記のサーファクタントが過剰になることで起こるものです。

サーファクタントという物質は肺胞の一部の細胞で作られて、肺胞の機能にとってちょうど良い量に調節されています。

その調節をしているのが肺胞マクロファージという細胞で、この細胞がサーファクタントを取り込んで細胞の中で分解しています。

しかし、この肺胞マクロファージという細胞の働きが悪いとサーファクタントの処理がうまくいかなくなり、肺胞に過剰にサーファクタントがたまるようになります。

それによって肺胞に空気が十分に入らずに血中の酸素が下がってきてしまい、肺胞タンパク症につながるのです。

 

原因は分からない

ではどうして肺胞マクロファージの働きが悪くなるのかという部分が重要なのですが、その部分の原因はよく分かっていません

肺胞タンパク症自体、原因不明の一次性のものと、免疫異常を引き起こすような血液疾患や感染症などによって引き起こされる二次性のものがあります。

 

本来サーファクタントは呼吸を助けるためのものなのですが、過剰になると一転して呼吸の障害になってしまうのです。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/04/04-360191.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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