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敗血症の治療で重要なのは…原因となった疾患のコントロール!

 

まず、敗血症とは細菌によって生じた病気があり、その箇所から細菌が血中に入って増殖し、細菌たちが生産した毒素による中毒症状や、細菌が血流に乗って全身に広がり様々な臓器に感染を起こしてしまうという重い病気になります。

 

初期症状としては震えや悪寒を伴った発熱になりますが、その他にも発汗などの症状も伴うことがあります。

しかし、病状が悪化すると血圧の低下、無尿、さらには呼吸困難や意識障害などの敗血症性ショックを起こし、数時間後に死んでしまいます。

上記からわかるように、敗血症は最悪の場合には死に至るという恐ろしい病気になります。

では、そんな敗血症の治療の際に重要となる点は一体何なのでしょうか?こちらで簡単にまとめました。

 

◆原因のコントロール

敗血症の治療でまず重要となる点は、敗血症が生じる原因となった疾患のコントロールになります。全ての患者に対してコントロールが出来る箇所がないかを検討します。特にドレナージが可能な腫瘍や感染巣、デブリドマンを行える壊死組織、除去可能な人工物、微生物などの細菌が侵入してしまえるような原因があるかどうかを検討します。

 

それらの原因コントロールを試みる際には、手技によってもたらされる効果や危険性を考慮します。侵襲(手術など身体を傷つける行為)を伴う手技では時に合併症を伴うことがあります。ですから、原因のコントロールをはかる際には最小限の侵襲で行われるべきだとされています。

 

また、腹腔内膿瘍、胆管炎、腸管の虚血などを伴う重症敗血症や敗血症性ショックの原因が判明した場合には、できるだけ早く原因のコントロールを図ります。そして、血管ルートが感染の原因となっている可能性があるなら、すみやかにそのルートを抜き取り、他のルートで代用します。

 

このように、敗血症の治療では、敗血症によって生じた症状に対する治療だけでなく、敗血症が生じる原因となるものをコントロールすることが重要となってきます。

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_5147.html])

著者: みの痔さん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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