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骨髄移植のための骨髄採取ってどうやって行われるの?骨髄採取の流れについて

 

血液の成分である赤血球、白血球、血しょう板は骨の中心部分にある海綿状の造血組織で、常に造られています。

骨髄にはこれらの元になる骨髄幹細胞(造血幹細胞)が含まれていて、これに異常があると正常な血液を造れなくなります。

 

骨髄移植

白血病などの疾患で造血に異常が生じると、治療方法として骨髄移植という選択肢があります。

健康なドナーの骨髄液を患者に移植するのですが、骨髄をあげるドナーの側も、骨髄提供に向けての健康診断や採取に際しての自己輸血用の採血などを含め、数日の入院が必要になります。

 

いざ骨髄採取

骨髄液の採取は手術室で全身麻酔をかけておこないます。献血とは違って麻酔をすると言う点で、ある程度の危険が伴います。

骨髄液を採取する場所は、骨盤を形成する大きな骨(腸骨あるいは骨盤骨)からで、骨髄刺針を皮膚の上から刺して、注射器で吸引します。そのため手術室ではドナーはうつぶせの格好をして手術が行われます。

 

具体的に

1回に数mL~十数mL程度の量を吸引するのですが、最終的に採取する量は患者の体重kgあたり15mLが目安とされています。ただしそれはドナーの体に負担がかからない範囲で行われます。

実際に皮膚にあく穴の数は、骨盤の背中側の左右から2~6ヶ所ほどですが、同じ穴から何度も角度を変えて骨盤に針を刺しますので、骨盤そのものには数十か所から百か所以上針が刺されることになります。採取にかかる時間は1時間から3時間ほどです。

 

数時間の手術と聞くと良い印象を持たないかもしれませんが、骨髄採取で健康が害されることはほとんどなく、通常は数日ですぐに回復します。採取後もコーディネーターによって健康状態が定期的にチェックされますので安心です。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/02/06-013549.php?category=393])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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