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献血された血液がエイズを広めることがある…なぜ?どうして?責任のある献血を!

 

2013年にエイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した血液が2人に輸血され、そのうち1人の60代の男性がHIVに感染しました。これはHIVに感染した人が、献血を行ったことで起こったものです。

 

 

「エイズ検査をしようと思った」

HIVに感染している人はもちろんのこと、HIVに感染していると疑われる人は献血をすることができません。HIVに感染した血液を輸血に使用しないために、献血を行う前に質問をされ、その結果としてHIVの感染が疑われるだけで献血を断られてしまうのです。

しかしこの件において男性はこの質問事項に嘘を記入して献血を受けていました。自分がHIVに感染しているかどうかを知りたかったようですが、実際献血においてエイズの検査は受けられません。

 

検査でも引っかからなかった

HIVに感染した血液を輸血しないために、質問だけでなく実際に採血した血液を検査します。検査は血清学的検査と核酸増幅検査の二重の検査でHIVをチェックしているのです。

血清学的検査では体内にできるウイルスの抗体の有無を調べます。しかし実際HIVの抗体が体内にできるのは、個人差はありますが感染してからおよそ8週間後で、それ以前に検査をしてもHIVは検出されません。

これを補うのが核酸増幅検査で、この検査ではウイルスの拡散の一部を増幅することでウイルスを検出します。しかしこの検査においても、ウイルスに感染してからおよそ6週間程度まではウイルスが微量であるため、検出できないことがあるのです。この件でも2つの検査でウイルスを検出することができませんでした。

 

これを防止するために問診があるのに…

こうした検査のすり抜けを防止するために最初の質問項目があります。しかしそこで嘘をついてしまっては元も子もないのです。

 

善意の献血であるはずが、身勝手で無知な理由で、輸血を受ける側に害をなしては安心して輸血を受けられません。善意だけではなく責任のある献血が求められます

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/04/16-017114.php?category=226])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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