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『肺血管腫』は肺の腫瘍病例としては珍しい病気なんです!どうして発症するの?

肺に影があると診断された・・・肺ガン?!慌てないで、それは『肺血管腫』かもしれません。

 

肺に出来る影と腫瘍

健康診断などで肺に影がある、と診断されたら、様々な病気を想像してしまいとても不安な気持ちになるのではないでしょうか。しかも、それまで呼吸が苦しくなる、胸が痛むなどの自覚症状がなかった場合、いったい何の病気かと思う人もいるかもしれません。

 

肺に影が出る病気は様々ありますが、自覚症状が全くない病気の一つとして『肺血管腫』があげられます。

 

『肺血管腫』は良性の腫瘍

もし『肺血管腫』と診断された場合、肺に影があっても心配することはないようです。なぜならこの病気は肺の血管にできる良性の腫瘍とだからです。良性腫瘍は大きさにもよりますが、放っておいても大丈夫とされる腫瘍です。

 

また、肺にできる腫瘍としては比較的稀とされていて摘出の必要もない場合が多いため、肺腫瘍手術実例の中では8%程度のようです。

 

稀といわれる自覚症状

『肺血管腫』は、基本自覚症状のない病気ですが、中には症状が出る場合もあります。症状が出る可能性は発症部位によります。

 

「血管腫」自体、血管の末端に発症することが多い病気ですが、『肺血管腫』も末梢肺にできることが多く、その場合はほとんどが無症状とされます。しかし中枢の気管支に発生した場合、悪性でなくても何かしらの症状が出る場合があります。

 

代表的な例としては、咳や血が混じった痰が出る、喘息のように呼吸時に音がするなどがあります。このような自覚症状が出た場合は、手術での摘出が必要な場合もあるようですので、医師の診断を必ず受けましょう。

 

『肺血管腫』は発見された場合でも経過観察になる可能性が高い病気です。また悪性に変わったり、多臓器に転移する可能性もほとんどない病気とされます。

 

しかし、顕著な症状を感じたときには、早目に専門医の診察を受けることをお勧めします。

 

肺血管腫と診断されたけど、どういった病気なの?

肺血管腫は良性の細胞が人と違う形で繁殖してしまった状態を指すようです。どうしてそういった状態が起こるのでしょうか。

 

肺血管腫の原因はまだ研究中

「肺血管腫」に始まる血管腫の原因はまだ研究中といわれています。はっきりとした原因はわかっていない状態ですが、その状態と診断方法、治療については進んでいます。

そのため、どういった人が何のきっかけで発症するかということよりは、自分がどういった「肺血管腫」を発症していて、どういった治療が適切かということをしっかり理解する必要があるようです。

 

「血管腫」には種類がある

「血管腫」と診断された場合でも、医師によっては「血管奇形」となることもあるようです。

通常の血管が血管内皮と血管壁によって管状に構成されるのに対して、「血管腫」は本来真っ直ぐであるはずの部分がとぐろ状になっていたり、必要異常に増えていたりする状態を指します。

その必要以上に増えてしまった部分を、良性の腫瘍と捉えるか血管の奇形と捉えるかで診断結果に差が出るようです。そのため、過去は「血管腫」とよばれていた症状を「血管奇形」と診断されることが出てきたようです。

そしてその血管の発症状態によって、『肺血管腫』を始めとする様々な病名があるため「血管腫」には種類があるといわれるのです。

 

『肺血管腫』は治る病気です

『肺血管腫』と診断されると、その耳慣れない病名から不安になることも少なくないかもしれません。

けれど『肺血管腫』は治療ができる病気ですので、あまり悲観的にならず自分に合った治療方法を見つけ続けることが大切です。

 

『肺血管腫』をきちんと直すためには、まず自分の症状を客観的に理解することが大切といわれています。

医師によって診断結果が違う可能性もありますので、診断を受ける際はその分野に明るい医師を選ぶ必要もありそうです。

しかし、中々改善されないからと医師をころころ変えることは得策ではないといわれます。

 

まずは、どういった病気かをしっかり理解するといった所から始めてみましょう。

 

「肺血管腫」どういう病気なの?なぜ、どうして発症するの?

「肺血管腫」聞き慣れない病名ですよね。なぜ?どういった人が発症するのでしょうか。

 

肺血管腫という病気

血管の役割は心臓から押し出された血液を身体のすみずみに届けることです。

押し出された血液は「動脈」、返ってくる血液は「静脈」を通り心臓に戻ります。

「動脈」は、心臓から枝分かれを繰り返し「毛細血管」とよばれる非常に細い血管になっています。元々は一つの血管ですが、その役割によって少しずつ違う性質を持っています。

「動脈」は、心臓から強い力で押し出される血流を受けるため分厚く丈夫にできています。それに比べると血液内の酸素や栄養を運ぶ役割を担う「毛細血管」の壁は非常に薄くできているのです。肺血管腫は、肺の「毛細血管」に良性腫瘍ができる病気です。

 

血管腫は血管の異常

「動脈」「静脈」「毛細血管」などの血管は、どれも管状になっています。その管は内側と外側に分けられ、血管内皮、血管壁で構成されています。

そして、血管内皮は小さな細胞が隙間なく並んで血管の内側の壁を形成しているのです。

これらの血管構成組織に、何等かの以上が起きて変形したり捻じれたりする症状を一般的に「血管腫」と呼ぶようです。

 

血管腫の原因はまだ解明されていない

「血管腫」の症状については、なんとなくでもわかって頂けたのではないかと思います。

では、「血管腫」とは?というと、実はまだはっきりとした原因は解明されていない部分が多くあります。様々な要因が考えられる「血管腫」ですが、少なくとも要因の一部に血管内皮を作っている小さな細胞に異常が生じているためということがわかっています。

 

原因がわからないと不安になりますが、対処方法は存在します。

まずは自分の症状をしっかりと認識・理解していく必要があるといえる病気です。

 

「肺血管腫」はどうやったら分かる?

「血管腫」「腫瘍」と聞くと少し怖いイメージがありますが、良性であれば恐れることはないようです。

 

「肺血管腫」は肺の良性腫瘍

ガンが悪性腫瘍であることはみなさんよくご存知かもしれませんが、良性腫瘍がどういったものかはあまりご存知ないのではないでしょうか。

実は、一番身近な例ではイボやホクロも皮膚にできる良性の腫瘍なのです。こういった良性腫瘍は基本的に、放っておいてもガンになることはなく特に身体に害を及ぼすものではないとされています。

「肺血管腫」もこれらのイボやホクロと一緒の良性腫瘍が肺にできることを指します。そしてその種類や形態は様々といわれていますが、比較的多いとされているものは過誤種と呼ばれる腫瘍です。

この他には、硬化性血管腫や軟骨種、脂肪腫、平滑筋腫などがあります。種類は様々ですが、これらの良性腫瘍は一般的には「無症状」といわれる他、急激に大きくなったり、他の臓器に転移することはないとされています。

 

無症状なのに見つかる理由

良性腫瘍である「肺血管腫」は基本的に何か症状が出る病気ではありません。ではどうして、病気として発見されるのでしょうか。

実は、症状が全くない病気といっても、ゆっくりでも少しずつ大きくなることがあります。

また、その発生部位によっては「せき」や「たん」の原因になる場合や気管支を圧迫して肺炎などを起こすことがあるようです。

そのため、それらの症状で診察を受けた場合に発見されることがあります。その他、胸部X線写真やCT検査を撮る際に肺に影が出ることがあり、それが「肺血管腫」であったとしても画像上の特徴だけではガンなどの重大な病気と見分けることが難しい場合があります。

そういったケースでは、より細かい検査を受けその影が良性腫瘍の「肺血管腫」か、それ以外の病気かを判断します。

 

もし「肺血管腫」を発症していてもよほどのことがない限り、発見されなくても基本的に問題のない病気といえます。

 

しかし、状態によっては治療が必要な場合もありますので専門医に適切な診断を受けることが大切といえます。

 

『肺血管腫』は無症状な病気…じゃあ放っておいて大丈夫なの?

自分が『肺血管腫』ではないか?と感じる人はまずいないようです。その理由は「無症状」にあります。

 

初期のものでは気付くことはほとんどありません

『肺血管腫』は、簡単にいうと肺の良性腫瘍です。この腫瘍は、健康診断などで肺の検査をしない限り発見されることは、ごく稀といわれています。

どうして中々発見されない病気なのでしょうか。その大きな理由は「無症状」による所が大きいようです。

定期的に健康診断を受けているといっても、年に一回という方が多いかと思います。痛みや呼吸不全などの自覚症状があれば、健康診断以外でも医師の診察に頼ることがあるかもしれませんが、『肺血管腫』は自覚症状がほとんどない病気とされているため、その理由で診察を受ける人が圧倒的に少ないからといえるでしょう。

 

放っておいて大丈夫なの?

それでは『肺血管腫』は気付かずに放置してもよい病気なのでしょうか?答えは「YES」です。

『肺血管腫』は良性腫瘍ですが、肺組織の奇形との考え方もあります。理由は様々ではっきりと解明はされていませんが、人体に悪影響を与えることは基本無い。ということがわかっています。

そのため、痛みや呼吸困難などの自覚症状がなく、腫瘍の大きさが小さい場合は、発見されても治療はせず経過観察となることが多いようです。

 

どんなことに気を付ければいい?

『肺血管腫』は良性腫瘍もしくは奇形で、悪性化(いわゆるガン)になることはほとんど無いとされている病気です。

また、発症原因もはっきり解明されていないことから、基本気を付けることはないといえるでしょう。

しかし、良性だったとしても腫瘍があまりにも大きくなりすぎ、器官や神経を圧迫するようなことがある場合は摘出した方がいい可能性があります。

また、レントゲンやX線写真、CTスキャンではその腫瘍が良性か悪性かが、はっきりとわからない場合があるため注意が必要な時があります。

 

『肺血管腫』は恐れる病気ではありませんが、現状をしっかりと把握する必要がある病気といえますので、そういった部分での注意は必要といえます。

(Photo by[http://www.photo-ac.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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