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健康診断・健康管理

アミラーゼが高いと膵臓炎の可能性が高い!?病気との関係や検査方法、基準と治療方法

健康診断でアミラーゼが高いと診断されたら膵臓炎の疑いがあるのでしょうか?その答えはノーです。

 

アミラーゼは、膵臓と唾液腺で作られている消化酵素です。主にデンプンなどを分解するために分泌されています。血液検査でアミラーゼが高い値を示した場合は、この二つのどちらかの機能が異常をきたしたことで血液中に流れ出していると考えます。

 

それは特別なアイソザイム検査という分析検査を行うことで、特定できます。膵臓の異常の場合は、膵臓炎や膵臓癌などが考えられます。唾液腺の異常の場合は、唾液腺の障害による耳下腺炎が考えられます。中でも膵炎についてピックアップしていきたいと思います。

 

膵炎の原因

膵炎は大きく分けて、急性膵炎・慢性膵炎と分けられます。原因として考えられるのは、喫煙やアルコールの過剰摂取、胆石症などが原因と言われています。特に男性の場合は、膵炎の8割近くがアルコール性の膵炎にかかっていると言われています。

 

胆石による膵炎というのは、胆石が膵液の出口を塞いでしまうことで起こります。これらの異常が原因で、膵臓が膵臓自身を消化してしまうことが膵炎です。

 

炎症を起こした後に、膵臓から他の臓器に悪影響を及ぼす物質が大量に放出されます。全身で様々な悪影響を及ぼします。

 

膵炎の症状

・上腹部の痛み

・吐き気や嘔吐

・食欲不振

 

膵炎の治療方法

症状にもよりますが、一般的には絶食と絶飲、輸液によって治療を行います。これらの治療で、2~3日で回復することが多いようです。

 

膵炎を起こさないためにも、暴飲暴食、過度な飲酒、脂肪食の過剰摂取などを控える必要があります。どれか一つでも該当するものがあれば、早いうちに改めるべきです。

 

アミラーゼ高=すい臓がん?アミラーゼとすい臓の病気の関係

病気が発見されづらいすい臓ですが、すい臓の酵素を調べることで病気発見につながるといわれています。すい臓の酵素アミラーゼとすい臓がんについてまとめました。

 

アミラーゼとは

アミラーゼとは消化を行う酵素のことです。このアミラーゼは主に糖分を分解する酵素で、すい臓や唾液腺などから分泌されます。

 

すい臓に異常が起こると、血中や尿の中のアミラーゼの値が上昇します。

特にすい臓がんでは、通常の値よりも2~3倍のアミラーゼ値が見受けられます。

 

アミラーゼが高い=すい臓がんではない

アミラーゼが高いからと言って、すい臓がんに直結するわけではありません。

アミラーゼの異常値からわかることは、すい臓に何らかの異常があるという程度の認識です。

 

すい臓がんの診断には、発症すると高い値を示すエラスターゼやリパーゼなども測定し、併せて超音波やCT、腫瘍マーカーなどの検査も行います。

 

すい臓がんとは

すい臓がんは早期の診断が難しいガンの一つです。そのため、死亡率が高いガンといわれています。特別な自覚症状が無い、どの様な条件で癌になるかがあまりわかっていません。

 

すい臓がんにかかりやすい条件

最近では、遺伝的要素もありますが、既往歴として糖尿病、慢性膵炎、肥満がある場合かかりやすいとされています。また、かかりやすい生活習慣として喫煙があげられています。

 

すい臓がんの自覚症状

主な症状としては腹痛や黄疸、腰や背中の痛み、食欲不振による体重減少などがあげられます。しかし人によっては、ほとんど症状が見受けられないということもあります。

 

定期健康診断で早期発見を

地域や職場で行われる定期健康診断は必ず受けておきましょう。

自覚症状があまりない病気ということもありますが、すい臓以外の異常や他の身体の異常もみつかる場合もあります。

 

生活習慣の見直しを

生活習慣を見直すことは、他の病気を予防することにもつながります。以下のような習慣がある方はこの機会に見直してみることをオススメします。

・過度な飲酒、休肝日がない

・喫煙

・運動不足

・不規則な食事

・不規則な睡眠

 

誰しも1つは当てはまるかもしれませんが、特に喫煙に関しては様々なリスクがあるといわれているため、今すぐにでも禁煙を考えたいところです。

 

食生活についても、暴飲暴食を避け、規則正しくバランスの良い食事を摂るように心がけましょう。

 

血液中のアミラーゼからわかることって?アミラーゼから分かる、すい臓の病気

人間の消化などについて学ぶときに欠かせないのがアミラーゼで、アミラーゼは消化酵素のひとつとしてよく知られています。

健康診断では血液検査・尿検査などでアミラーゼの量を測っています。

 

●アミラーゼから分かる、すい臓の病気

膵臓の病気は実際の症状が出るころには相当進行しているケースも見られるのですが、そんなわかりにくい膵臓の病気をアミラーゼからチェックできます。

アミラーゼを作っているのが膵臓ですので、膵臓に何かあれば血液中のアミラーゼにも問題が起きるのです。

アミラーゼの値が基準値よりも大きく高値であれば急性・慢性膵炎や膵臓がんなどの可能性があります。

一方で、アミラーゼの値が基準値よりも著しく低値であれば膵臓がん末期などの可能性があります。

 

●アミラーゼで肺がんや肝炎がわかる

アミラーゼの検査でもうひとつ大事なのは肝障害、肺がんなどをチェックできる(最終的には複合要因及び諸検査が必要)ことです。

肝障害、アルコール性肝障害、肺がんなどになるとS型アミラーゼが作られるので血中のアミラーゼの量も多くなります。

 

●アミラーゼの基準値

アミラーゼの基準値は30-119U/Lとなっており、高値の場合は膵臓や肺がん、肝臓の障害などが疑われます。

低値では末期膵臓がんなどもありますが、基準より少し少ないくらいの場合はまず様子を見たり、再検査したりといった措置が取られます。

経過観察でしばらく過ごすということもありますので、それほど心配は要りません。

 

消化酵素のアミラーゼは膵臓で作られていることから、血中のアミラーゼを測ることで見えにくい膵臓の病気を早期発見できることもあります。

アミラーゼの基準値は30-119U/Lで、900U/L以上になると著しい高アミラーゼ血症とされます。

 

健康診断の血液検査!アミラーゼとは?基準値と考えられる病気について

膵臓の働きを見る為に利用できるのがアミラーゼの量です。アミラーゼとその基準値、値から考えられる病気についてご紹介します。

 

アミラーゼとは

そもそもアミラーゼとは何かを見ていきます。アミラーゼは消化酵素のひとつで、膵臓から分泌されています。膵臓は体の中で消化、血糖コントロールという2つの役割を担っています。

 

このうちアミラーゼが深くかかわっているのは消化の方です。アミラーゼなど何種類かの消化酵素は膵液となってほかの臓器へ行き、消化を助けています。

 

アミラーゼの量

アミラーゼの量は血液中の量と尿中の量の2種類があります。血液中の量は血清アミラーゼと表記されます。

 

アミラーゼの基準値

血清アミラーゼの基準値は39-128IU/Iとなっています。変動の範囲を見ても60-250IU/Iです。

 

アミラーゼ値からわかる病気

膵臓に異常があるとアミラーゼ値が普通の5倍から10倍になると言われています。普段は100IU/Iの方でも、1000IU/Iくらいになってしまうことも十分あり得ます。

 

膵臓の異常として考えられる代表的な病気には膵炎、すい臓がんなどがあります。急にアミラーゼ値が上がった場合には急性膵炎の疑いが強いです。すい臓がんなどの場合は、アミラーゼ値が3-4倍程度を維持し続けるのが特徴です。

 

アミラーゼ値だけでは膵臓の異常は発見できません。ほかの消化酵素の検査はもちろん、超音波検査などで異常を確かめたうえで診断することになります。

 

見つけにくい膵臓の病気を検知するリパーゼの検査…どんな患者に対して行われる検査なの?

膵臓で作られて血中に流れだすアミラーゼの検査を行うことは膵臓の病気をなるべく早めに見つけるために役立っています。

そんなアミラーゼの検査と同じように膵臓の病気を見つけるのに役立っているのがリパーゼの検査です。

 

●リパーゼは膵臓特化型

アミラーゼの高値・低値から予測される病気には膵臓がんや膵炎などの他に肺がん、子宮の病気、子宮外妊娠など数多くのものがあります。

それはアミラーゼの上昇が膵臓の異常だけではなく唾液腺異常によっても起きうるからです。

一方で、同じ消化酵素であってもリパーゼの方は唾液腺異常やその他の異常によって異常値が出るケースが少ないのでより膵臓の異常に特化した検査となるのです。

ただし、リパーゼはどちらかといえば膵臓特化型ではあっても、肝臓や腎臓などの病気でもリパーゼ値が上がることがあることは覚えておいてください。

 

●リパーゼの基準値

リパーゼの基準値は血液中で45-50IU/Iで、リパーゼの検査は一般的な健康診断でというよりも腹痛や体重減少などの症状が見られた患者に対して行うことが多いです。

お腹の部分には胃腸の他に十二指腸、少し横に行けば肝臓などがありさまざまな臓器が存在します。

どちらかといえば膵臓の異常に特化したリパーゼの検査を行うことで、膵臓病のスクリーニングができるのがメリットです。

 

リパーゼの検査はアミラーゼとともに膵臓の病気を発見するのに役立っています。

リパーゼ高値から考えられる病気には急性膵炎、慢性膵炎、膵嚢胞などの膵臓の病気が多いですが、体内物質のろ過に関わっている腎臓の異常でもリパーゼ値は上がります。

例えば腎不全などはその代表と言えるでしょう。

一方でリパーゼ値が低い場合には膵がんなど膵臓の機能が大幅に失われているケースが考えられます。

 

リパーゼの値を調べる検査って?検査方法や検査判定        

リパーゼは、脂肪の中でも特に、中性脂肪を分解する働きを担っている消化酵素です。そのリパーゼの値を検査すると、膵臓疾患の有無について調べることができます。

こちらでは、そのリパーゼの検査方法や検査判定について簡単にご紹介します。

 

◆リパーゼの検査方法と検査結果の判定って?

・検査方法

採取した血液を遠心分離器にかけ、それで得られた血清部分を自動分析器でリパーゼの値を測定します。

 

・検査結果の判定

上記の方法による検査でリパーゼの値が異常値を示していて、さらに患者さんに激しい腹痛(急性腹症)の症状が伴っている場合、高い確率で膵臓疾患を発症していることが考えられます。

また、急に正常値の4~5倍までに値が高くなった場合には急性膵炎であると考えられます。

しかし異常値が基準値の2~3倍に留まり、かつその高い値を示している期間が長期にわたるものの場合ですと慢性膵炎やすい臓がん、そして膵嚢胞などの疾患が発症していると考えるのが一般的です。

 

また、肝臓の疾患が生じている場合にも、少しではあるもののリパーゼの値の上昇が見られます。腎不全などの腎臓の働きが低下し排泄機能が低下した場合には、持続的にリパーゼの値が高くなります。

 

リパーゼは、よくアミラーゼの値と比較・検討されます。

しかし、アミラーゼとリパーゼを比べた時、リパーゼの比が高くなっている場合には、アルコールによる膵炎が考えられます。

さらに、治療により急性膵炎が快方に向かう際には、リパーゼが正常値になるのが1~2週間ほど遅れます。

このことから、リパーゼの値を調べるのは治療によりきちんと回復しているかどうかを判断するうえでの指標となります。

 

膵臓の病気では、激しい腹痛などの腹部症状が生じるため病気の推測が可能となります。しかしそのような腹部症状がなくリパーゼが上昇している時には、腎臓疾患による排泄機能の低下だと考えられます。

その場合には、尿検査、尿素窒素、そしてクレアチニンなどの血液検査の他に、腎盂造影検査などの精密検査も必要となります。

 

リパーゼの検査では上記のようなことが明らかになります。もしも、検査結果が良くないものであれば、その後医師の指導のもときちんと治療を受けてくださいね。

(Photo by: http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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