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耳管開放症の症状は?“セルフ治療”法とは?耳管ピン手術すると治るの?

近年患者数が増えつつある耳管開放症ですが、万が一発症してしまったとしたら、どう対処すれば良いのでしょうか?

 

 ◆耳管開放症に対するセルフ治療とは?

本来であれば手術などの様々な治療方法があるのですが、自分で出来る治療法と限定するならば以下のようなことが挙げられます。

・水分を沢山摂取する

・耳の周辺をマッサージし血流を促す

・横向きに寝る

・顎をひいて下をむく

・ダイエットはすぐに中止する

・ストレス解消をする

 

◆生理食塩水の注入

この治療法は医師に指導をしていただいてから行う治療法です、勝手な判断でしてはいけません。針のない注射器のような器具で、鼻から耳へと生理食塩水を注入する方法です。

 

耳の内側(耳管)へ流れ込むと、一時的に閉じる症状を起こし、耳管開放症が緩和されるというものですが、持続性は人によって大きく異なります。注入するための器具や生理食塩水は医師の診断後、病院でもらうことが出来ます。

 

◆お灸でセルフ治療!

耳管開放症にはお灸で治療をされる方もいます。疲労や睡眠不足、ストレス解消のツボ(海照)は、内くるぶしの下から、指の横幅1本分ほどの位置にあります。そこへお灸を据えてください。改善するかは個人差があります。

 

◆改善されなければ・・・

自分でケアをしても改善されなければお近くの耳鼻科を受診してください。耳管開放症が近年増えつつあると言っても、まだまだマイナーな症状のため、この症状を専門とする病院・施設は多くありません。耳鼻科や、耳管外来のある病院へ受診してください。

 

 

耳管開放症のセルフケアとして、出来ることは限られています。

自分で出来るケアで治るのであれば一番良いのですが、なかなか治らないのがこの症状の特徴でもあります。無理をせず、医師にしっかりと相談し、適切な処置を行うと良いでしょう。

 

 

耳管開放症は呼吸で診断する!?

耳管開放症は100人に1人の有病率と言われる病気で、それほど珍しい病気ではありません。

耳が聞こえにくくなったり自分の声が大きく聞こえるようになるのが耳管開放症の特徴で、検査では呼吸を確かめるのが重要と言われています。

 

●耳管開放症の検査は自覚症状と所見の両方が必要

ほかの病気にも言えることですが自覚症状だけで診断を下すのは難しいです。自覚症状以外にどのような異常があるかを詳しくチェックしたうえで最終的に診断を行います。

耳の異常の中で耳管開放症を特定するのに利用しやすい自覚症状の確認としては前屈をしてもらうことです。

自分の声が大きく聞こえるが前屈するとマシになる場合は耳管開放症の可能性が高いです。

 

●所見では呼吸性動揺をチェック

呼吸性動揺とは耳管開放症にみられる鼓膜の揺れのことです。耳管開放症では空気の移動に合わせて鼓膜が動くので鼓膜をチェックすれば耳管開放症がわかります。

この呼吸性動揺をチェックするときには座った姿勢でのチェックが必要です。仰向けになったりすると呼吸性動揺は見られません。

なお、鼓膜の観察の他にオトスコープという機械を利用したもの、チンパノグラムというグラフを使ったものなどもあり、種類は多様です。

ただ、いずれにしても呼吸と鼓膜の動きが連動しているかどうかを見たうえで耳管開放症を診断します。

 

耳管開放症の診断に欠かせないのが自覚症状の確認と呼吸性動揺の確認です。

呼吸性動揺の確認では呼吸するたびに鼓膜の揺れが見られるかどうかが重要なポイントとなります。

 

 

なぜ起こるの?耳管開放症の症状とは?

耳管開放症を発症すると、言葉には言い表せられないほどの不快感や疲労感を感じてしまいます。

この症状はなぜ起こるのでしょうか?耳の中の様子はどのようになっているのでしょうか?

  

◆なぜ耳管開放症が起こってしまうの?

耳管開放症は、ホルモンのバランスが崩れていたり、強いストレスを感じていることで発症されるといわれています。

また、鼻炎持ちの方や、毎年花粉で悩まされている方など、鼻や耳に何かしらのトラブルを感じてしまう方にも見られる症状です。

 

健康状態や、年齢や性別にも関係がなく突然発症してしまいます。

 

◆耳が聞こえづらくなる理由とは?

エレベーターや飛行機などに乗ると、耳がキーンとした痛み(違和感)を感じることがあります。これは、外の空気の圧力と、耳の中の圧力が異なるため、耳の中の空気が膨張したり、収縮することで起こる現象です。

 

膨張・収縮することによって、音が聞こえづらくなったり、耳にツーンとした軽い痛みを感じるのですが、これらは唾を飲み込んだり、あくびをすることで、耳管が一瞬開き、空気の圧を調整し改善される仕組みとなっています。

 

◆耳管開放症の症状とは?

耳管開放症とは、耳管の開閉が行われず、常に開いたままの状態になっていることを示します。この場合、自分の声や呼吸音、心臓の音までも耳の中で大きな音となって聞こえてしまうため不快感や疲労感を感じてしまいます。

 

◆耳管開放症が引き起こす症状は?

呼吸音や自声強聴などの症状以外にも、頭痛や眩暈、吐き気、精神的なストレス、食欲不振などをの症状を引き起こしてしまう場合があります。

 

妊娠中に発症してしまった場合には、胎児への直接的な影響はありませんが、眩暈や頭痛が原因となり転倒してしまうこともありますので、十分注意が必要です。

 

 

様々な症状の引き金にもなってしまいますので、早めの治療をオススメします。

 

 

辛い耳管開放症、治療法は…?手術をすると治るの?

耳管開放症には、様々な治療法が存在するとされています。

しかし、どれも一過性のものや、継続して使うことで改善する見込みがあるという程度の治療であり、完全に完治させるには難しい問題があります。

 

そこで手術という手段があるのですが、果たして、手術を行うことで完治するのでしょうか?耳管開放症に対する手術について調べてみました。

  

◆手術方法とは?

耳管ピン手術といわれる、シリコン製のピンを耳管に挿入する手術や、人工耳管手術といわれる、人工的に作った耳管を挿入する手術が行われます。

 

どちらも、大きな手術というわけではありませんが、幼いお子さんに対しての治療となると、お子さんを眠らせてから治療しなければならないので、全身麻酔を行うほどの手術になってしまいます。

 

◆手術をすると完治する?

耳管開放症という症状は、完治するにはとても難しい症状です。

手術をしても、なかなか症状が良くならないという場合もありますし、かといって、その場その場の対症療法では、継続して通院することや、症状緩和の持続性が期待できないなどの問題もあります。

 

◆やはり手術は必要?

どんな治療をするにしても、その原因が何なのかによって治療方法も異なります。本当に手術が必要なのか、また手術以外で、対応が出来る原因であれば、食事療法・薬物療法・生活の指導などで対応しても症状の軽減が見込める場合もあります。

 

医師としっかり相談をすることが大切になります。

 

 

最終的には、完治することが難しく、何かのキッカケに再発するリスクもある症状なので、自身の耳の症状に合わせて最も最適な治療法を選ぶことが重要です。

耳管開放症が重度であれば、手術も必要かもしれませんが、生活に支障をきたすほどでなく、時々起こっては自然に治る様子であれば手術の必要はないかもしれません。

 

 

耳管開放症のための手術・耳管ピン手術とは

耳管開放症の治療には漢方薬が使われたり、点鼻薬が使われたりしますが、重症の耳管開放症の場合には手術を行うこともあります。それが耳管ピン手術というものです。

 

●耳管ピン手術ってどんなもの?

耳管ピン手術では開き切っている耳管にピンを埋め込みます。このピンのことを耳管ピンと呼ぶのですが、狭い耳管に合わせて作られているので耳に大きな詰め物があるといった感じにはなりません。

耳管が開きすぎるのが耳管開放症の問題ですので、ピンである程度耳管の開きを小さくすれば耳管開放症の各種の症状も治まるというわけです。

 

●手術の時間やリスクは?

耳管ピン手術は日帰りでも可能な手術ですが、手術を行っている病院はそれほど多くありません。通っていた耳鼻科からの紹介を受ける、インターネットなどで病院を探す場合が多いです。

最終的に遠方に手術を受けに行くという方も多いので手術そのものは日帰りでOKでも距離の問題から入院するかホテルなどで宿泊する選択になる方も当然います。

症状の改善率は70%を超えるので、耳管開放症の重度の症状には非常に効き目のある治療法といえます。鼓膜穿孔の可能性はあるものの、リスクはほとんどないというのも耳管ピン手術の特徴です。

 

重度の耳管開放症を患っている場合は耳管ピン手術で耳管開放症の症状を改善するという方法もあります。

開きすぎた耳管に耳管ピンを差しこむのが耳管ピン手術で、日帰りでもできる手術ではありますが、手術を行える病院が少ないです。

(photo by: http://www.ashinari.com/2012/07/25-366014.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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