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夫が更年期障害?妻にできる事とは?症状の観察と付き合い方

 

なんだか最近夫の様子がおかしい、元気がなく辛そうだ・・・そんな症状を感じながらも、何も言わない夫に対して、どう対処すればよいのか迷ってしまう奥様は沢山います。

 

「夫は“大丈夫だ”しか言わないし・・・どうしたら良いだろう」そう悩む奥様へ、症状と対処をお伝えします。

 

夫を観察してみよう

まずは夫を観察してみましょう。例えば、仕事へ行くときの様子や、帰ってきたときの様子、食事(食欲の有無)や、ため息の回数などを注意深く見てみましょう。

男性の更年期障害の症状には疲労感・倦怠感・動悸・眩暈・食欲不振・性欲の低下・勃起不全・無気力・筋力の低下などが見受けられます。

 

発症させてしまう年代は40代~50代に多く、仕事でのストレスに合わせ、子育てがひと段落し、夫婦での生活や、両親の介護・老後などを考え始める、40・50代に発症してしまいやすくなります。

 

まずは、“提案”から

男性は家族を守らなければならない・家庭や仕事への責任が強いため、自分から「更年期障害かもしれない」とはなかなか言い出せないこともあります。また、そう感じていても認めないために病院への受診をしない方もいます。

 

しかし放置をしていても何の解決にもなりません。まずは、妻である奥様が「こんな物があるのだけど・・・」と提案してみると良いでしょう。

 

夫の様子に、イライラしてしまって、つい怒ったり強く言ってしまう奥様もいるかと思いますが、優しく穏やかに提案をしてみましょう。以下の方法を試してみてください。

 

・夫の症状と夫婦で向き合うための話し合い。

・夫の症状を夫婦が認め、受け入れる。

・症状に対してどうしたいのかという夫の意向を知る。

・夫の意向に合わせた治療や方法を探す。

・更年期外来や泌尿器科へ受診する。

 

夫にチェックリストを答えてもらおう

夫が「自分は更年期症状ではない」と言いきってしまう場合には、以下のチェックリストを試しに一度行ってみてください。このチェックリストは更年期障害の診断のため、病院で広く使われているAMSスコアという診断表です。

 

・総合的に調子が思わしくない

・関節や筋肉の痛みがある

・ひどい発汗がある

・睡眠の悩みがある

・よく眠くなる

・いらいらする

・神経質になった

・不安感がある

・体の疲労や行動力の減退がある

・筋力の低下がある

・憂鬱な気分だ

・「絶頂期は過ぎた」と感じる

・力尽きた、どん底にいると感じる

・ひげの伸びが遅くなった

・性的機能の低下がある

・早朝勃起の回数が減少

・性欲の低下がある

 

※項目ごとに「なし(1点)」「軽い(2点)」「中等度(3点)」「重い(4点)」「非常に重い(5点)」で点数をつけます。

 

合計点数が26点以下であれば、男性更年期障害の疑いは無いと判定します。27点~36点であれば軽度の更年期障害。37点~49点であれば中等度の更年期障害。50点以上であれば重度の更年期障害と言えます。

 

うつ病だと診断された方で、鬱の薬を飲み続けても一向に改善しないという場合には、鬱ではなく更年期障害だと考えられるケースもあります。実際に、更年期外来や泌尿器科へ受診される患者さんの3分の1程が、うつ病の薬(抗うつ剤など)を処方・服用されています。

 

「自分は鬱だ」と感じていても、なかなか改善されない・症状が思わしくないという場合には、更年期障害の可能性も考え、再度受診をすることをオススメします。

 

男性の更年期症状。一人ではなく、家族で乗り切るための対処法とは?

 更年期特有の症状は、女性に起こる症状だと思われがちですが、実は女性だけでなく男性にも見られる症状でもあります。更に、男性の更年期症状の場合、その糸口が見つからないため、なかなか“更年期障害”だと診断されるまでに時間がかかってしまいます。

 

男性の更年期症状とはどのようなものなのでしょうか?

また更年期症状を乗り切るために家族で出来ることとは何があるのでしょうか?考えてみましょう。

 

男性の更年期症状とは?

更年期症状として挙げられるものは以下のような症状です。

 

自律神経失調症

ほてり・発汗・眩暈など

 

精神神経症状鬱

イライラ・不眠・頭痛など

 

泌尿、生殖器症状

尿失禁・頻尿・性交痛・勃起不全など

 

家族で乗り切るための方法とは?

夫(父)の更年期症状は、周りの家族にも影響を及ぼします。イライラしてしまう夫(父)の態度から、家族皆がイライラしてしまったり、鬱症状が原因で家族皆が暗くなってしまったりと、一家の主でもある夫(父)の精神状態は家族に大きく影響します。

 

このような時に、家族に出来る事と言えば、“穏やかな気持ちで受け入れる事”です。皆が一緒になって荒々しく対処をしていると、悪循環を起してしまいます。

また、このような更年期に起こる症状は誰しもが起こりうる自然な症状です。

 

お子さんの理解はなかなか得られないかもしれませんが、パートナー(妻)の理解力がとても大きな助けになります。

「私の時にもとても辛かったから・・・」や「アナタのような症状を私も体験すればきっと我慢できないはず」と、寄り添う気持ちが大切です。

 

家族で乗り切るための方法とは

夫(父)の更年期症状は、周りの家族にも影響を及ぼします。イライラしてしまう夫(父)の態度から、家族皆がイライラしてしまったり、鬱症状が原因で家族皆が暗くなってしまったりと、一家の主でもある夫(父)の精神状態は家族に大きく影響します。

 

このような時に、家族に出来る事と言えば、“穏やかな気持ちで受け入れる事”です。皆が一緒になって荒々しく対処をしていると、悪循環を起してしまいます。また、このような更年期に起こる症状は誰しもが起こりうる自然な症状です。

 

お子さんの理解はなかなか得られないかもしれませんが、パートナー(妻)の理解力がとても大きな助けになります。

「私の時にもとても辛かったから・・・」や「アナタのような症状を私も体験すればきっと我慢できないはず」と、寄り添う気持ちが大切です。

 

「出口の無いトンネルのよう」の意味

更年期の症状を感じている当事者は、男性であっても女性であっても、同じ辛さを感じています。症状を体験した人にしか解りませんが、よく「出口の無いトンネルのようだ」という声を聞くほど、将来のことや家族のこと、仕事のこと、全てに対して否定的な考え方をしてしまうようになります。

 

本人だけでは解決策が見つけられず、ずっと悩んでしまうと、どんどん生活に支障が出てしまいます。

 

具体的な対処法とは?

更年期症状を感じた場合、ご自身やご家族、パートナーが出来ることとはどんなことがあるでしょうか?具体的な例を挙げて実際に試してみましょう。

 

・家族皆で症状と向き合い、医師に相談をすること。適切な治療を始めること。

・家族旅行や夫婦での時間を増やすなどして癒される時間を作ること。

・趣味を持つこと。

・“楽しい・嬉しい”と感じる時間を増やすこと。

・長い時間はかかるけれど必ず良くなると理解しておくこと。

 

更年期症状とは、すぐに改善するものではありません。長い年月をかけて、いつの間にか改善されているという程で、中には5年・10年と苦しむ方もいます。

 

実際に発症している本人でも気持ちの整理や身体的な改善方法がわからないために病院を受診されます。その気持ちに寄り添い、家族皆で症状と向き合うことが重要になります。女性の更年期障害と同様で、時が経てば改善されるものです。 

 

様々な気持ちを抱くでしょうが、夫(父)の更年期症状を支え・理解し・共に戦っていける存在は“家族・パートナー”しか出来ないという事を再確認しましょう。

 

男性更年期の症状に多いうつ症状

更年期症状といえば、女性のものと思われがちですが、そもそも更年期というものは男性も女性も同様に起こります。

女性の場合は女性ホルモンの減退に起因するため、表面に出やすいという特徴がありますが、実は男性も女性と同じく、性ホルモンの減退による女性同様の症状が認められます。

 

男性更年期の主な症状

1. 動悸

2. 頭痛

3. 発汗

4. 顔や足、もしくは全身の火照り感やのぼせ

5. 手足のしびれ

6. 不眠

7. 倦怠感

8. 無気力

9. うつ状態

 

男性の更年期は、とくに精神的な症状(うつ症状)が出やすいとされています。

女性は更年期にうつ状態になり、辛い思いをするという話をよく聞きます。女性の場合、子育てが一段落し、それまで持てなかった自由な時間を持てると、それまで気付かなかった自分の老いを自覚します。

 

それが女性ホルモンの減退時期と重なるため、外見的にも年老いた自分を憂い、それまで難なくできた様々なことが出来なくなったことにショックを受けます。ここで、それを更年期症状と受け止めて生活できるか如何で、うつ状態に移行するかどうかが違ってきますが、実はこれは男性も同じなのです。

 

バリバリ仕事をしていた旺盛期を過ぎ、ふと気が付くと体力も衰え、以前は簡単にできていた仕事も時間がかかるようになった。若い時のような無理が効かない。仕事に一生懸命だったせいか、家庭では自分の居場所がないなど、人それぞれ理由は違うと思います。

 

しかし、それまでは「仕方ない」と割り切ることができたことも、どんどん悪い方向へ考えてしまうのです。それは勿論男性ホルモンの減退にも関係しているのですが、男性の場合、自分は更年期とは無関係だと思っている方が多いので、症状が悪化してから気付くケースが多くあります。

 

男性は弱い自分を見せることにも慣れていないので、手遅れになる場合も多く、50~60代男性の自殺率が日本で一番多いのは、そのせいだとも言われています。

 

男性更年期の起きやすい世代に、無性に気分が落ち込んだり、その他の症状が少しでもある場合は、男性更年期の可能性大です。

辛い症状は我慢せず、早めに専門医に相談してみましょう。

 

男性更年期の傾向をみるための問診票

男性更年期障害の中でも、男性ホルモン(テストステロン)の低下によって起こる症状を総称したものをLOHと呼びますが、その症状は実に様々なものがあります。

 

自分ももしかしたら男性更年期かもしれないと思われる方のために、診断の際に用いる問診票があります。

問診内容に応じて、ほとんどない…1、ややある…2、かなりある…3、特につらい…4と加点し、男性更年期の可能性があるかどうかを診断していくものです。

 

熊本「健康調査票」

1. 体調がすぐれず、気難しくなりがち

2. 不眠に悩んでいる

3. 不安感・寂しさを感じる

4. くよくよしやすく、気分が沈みがち

5. ほてり・のぼせ・多汗がある

6. 動悸・息切れ・息苦しいことがある

7. めまい、吐き気がある

8. 疲れやすい

9. 腰痛、手足の関節の痛み

10. 頭痛・頭が重い・肩こりがある

11. 手足がこわばる

12. 手足がしびれたり、ピリピリする

13. 尿が出にくい、出終わるまで時間がかかる

14. たびたび夜中にトイレに起きる

15. 尿意を我慢できなくなり、漏らしたりする

16. 性欲が減退したと感じる

17. 勃起力が減退したと感じる

18. セックスの頻度

 

 1)2週間に1~2回以上…1

 2)月に1~2回…2

 3)月1回未満…3

 4)全くない…4

 

1~16の質問に関して

 

ほとんどない…1

ややある…2

かなりある…3

特につらい…4

 

上記の問診結果によるスコア

 

17~26点:問題なし

27~36点:軽度

37~49点:中等度

50点以上:重度 

 

LOH(加齢男性性腺機能低下症候群)の問診を行うスコア表としては国際指標とされるAMSスコアがありますが、こちらは日本人向けに作られた問診票です。

 同じ方がこの健康調査票とAMSスコアを行った場合、ほぼ同様の結果になるとされていますが、LOHの診断をする際には活用されているようです。

 

これらの問診結果と血中のホルモン濃度を照らし合わせて、LOHの可能性があるか、治療の必要性があるかどうかを総合的に判断していきます。 

 

問診票のスコアが中等度から重度になり、生活していくうえで「辛い」と感じている方は、専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

 

 (photo by: http://www.ashinari.com/ )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-13掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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