妊娠・出産
妊娠中のリフレクソロジーは注意が必要!知っておきたい足裏のリスク
妊娠中に受けるマッサージの中で、特に注意しなければならないのが足裏を刺激するリフレクソロジーだといわれます。つわりを楽にするためでもリフレクソロジーを受けてはいけないのでしょうか? 今回は、妊娠中のリフレクソロジーのリスクについてご紹介します。
妊娠中のリフレクソロジーが問題になる理由
リフレクソロジーとは
リフレクソロジーとは、日本語で「反射学」を意味します。
体の一部を刺激することで、人間が持っている自然治癒力を高め、疲労が改善するという考えです。
妊婦さんにデメリットになる場合も
リフレクソロジーの代表的とも言われる足裏。しかし、足裏には、さまざまなツボ(反射区)がありその中には、子宮など生殖器を刺激してしまうツボがあります。そ
れを知らず、足裏マッサージなどで刺激すると子宮が収縮し、流産につながる危険も否定できません。
自己流足裏リフレクソロジーは危険
足を揉むだけで気持ちがよくなるリフレクソロジーを家でも試したい人は多いでしょう。しかしツボの位置を正確に把握するのは難しく、知識が不十分な場合もあります。
特にかかとには要注意
例えば、骨盤の反射区であるかかとを強くマッサージするのは禁忌といわれます。
内くるぶしから手指3本分上に位置する三陰交、うちくるぶしとアキレス腱の真ん中に位置する太けい(たいけい)も避けた方が良いでしょう。
足の小指は逆子を直すツボとされていますが、自己判断で刺激するべきではありません。
足裏のツボはきちんとした施術を受けましょう
妊産婦の身体状況をふまえた施術なら問題はなく、つわり軽減やリラックス効果が得られます。
避けた方が良いツボは刺激せず、体調に合わせた施術をしてくれるサロンを探しましょう。医療機関が運営に携わっているリフレクソロジーなら安心です。
また、自宅ではエッセンシャルオイルを入れたお湯に足を浸けるだけでも血行が良くなり、体が楽になりますよ。
(photo by:写真AC)
著者: カラダノート編集部