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遺伝子異常によって生じる真性多血症の治療法…"瀉血"ってどんな治療法?

 

赤血球が異常に増えてしまう疾患に、多血症という疾患があります。多血症が生じる原因によっては赤血球が増えて見えるだけのものもあり、水分補給をするだけで改善するケースもあります。

しかし、中には遺伝子異常によって生じる真性多血症というものもあります。

 

 

真性多血症

真性赤血球増加症とも言い、造血幹細胞という全ての血液細胞の元になる細胞が腫瘍化して発生する血液腫瘍疾患です。白血病などと同じで慢性骨髄増殖性疾患に入ります。遺伝子に異常があることによって骨髄の造血細胞が異常増殖してしまい赤血球が異常に増えてしまいます

 

瀉血治療

この多血症の治療方法として最も一般的な初期治療が瀉血(しゃけつ)という治療法です。多血症は赤血球数が600万/μ以上、ヘモグロビン18%以上、ヘマトクリット55%以上という数値が基準にあるのですが、瀉血では血液を抜くことによってこの数値を安定させます

特に赤血球の数を減らして血液の粘性を抑えることが目的で、ヘマトクリットが高いときには積極的に早期の段階で行われます

 

瀉血によって

瀉血は血液をぬくことによって血中の数値を安定させようとするものですが、それでも血液は常に造られているのだからすぐに戻ってしまうのではと思うかもしれません。しかし実際体の造血作用はそう早くはありません。

例として一回の瀉血で400ccの血液が抜かれたとします。赤血球はその約6割ですので240ccが失われたことになります。これに対して赤血球は1日に約17ccしか造られません。

そのため失われた分が元に戻るには計算上は半月、実際には個人差はあれど、約1ヶ月かかるそうです。また、瀉血によって血漿の量が急激に減ることで体が信号をだし、血漿を増やそうと働きます。

結果的にそれによって赤血球の量が薄まるということも言えます。

 

瀉血によって体は大きく変化しますので、直後にはのどが渇くなどの症状が見られるようです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/05/10-019829.php?category=268])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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