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原因によって重症度も大きく違う!多血症を生じる原因疾患って?

 

血中の赤血球が異常に増える多血症という疾患があります。この多血症は一つの疾患として括れるものではなく、様々な原因の結果として見られる状態を指します。

 

多血症の原因は幅広くあり、原因によってその重症度も大きく違います。ですから治療方法を選択する際には、多血症を生じている原因が判断の基準になります。

 

真性とそれ以外

遺伝子異常によって赤血球が増大してしまう多血症と真性多血症と言います。治療を選択する際にはまず、この真性多血症かそれ以外かという判断が必要になります。

 

真性多血症なら…血液を抜いて赤血球数を安定させる瀉血に加え、必要に応じた化学療法が積極的に行われる

真性多血症以外なら…赤血球が増加している原因を探って、その原因を解消する。

 

それ以外の原因って?

真性多血症以外の原因として特別に治療が必要になるのは、何らかの疾患によって多血症が引き起こされる場合です。

 

生活習慣病

…高脂血症や高尿酸血症などの生活習慣病では代謝の異常が起こり、血漿の量が減少して相対的に赤血球の量が増えたように見えることがあります。

 

酸素欠乏性多血症

呼吸器の機能低下や心臓や血管の働きが低下していることによって体組織が酸欠状態になった結果、造血因子であるエリスロポエチンの産出臓器である腎臓および肝臓が反応してエリスロポエチンを増産し、これに伴って赤血球が量産され血液の機能を保持しようとします。この場合原因となる状態や疾患を解消することが必要です。

 

非酸素欠乏症の多血症

エリスロポエチンを産出する細胞や、腎組織に異常があり、エリスロポエチンの産出が亢進することで生じる多血症です。この場合、細胞の腫瘍的増加や、水腎症などの腎疾患が原因となることがあり、これを解消することが必要です。

 

ただし、原因の特定が困難な場合や早急に赤血球の量を減らす必要がある場合は、合併症が見込まれる場合は瀉血などの処置が適宜行われます。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/07/23-025076.php?category=266])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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