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育児・子供の病気

赤ちゃんも多血症に…?!赤血球が多くなる「新生児多血症」

 

「貧血」を聞いたことがある人は多いと思います。血液中の赤血球が少なくなると貧血を起すのですが、その逆で赤血球が多くなり、病的な状態になったものを「多血症」と呼びます

多血症は大人にも起こりますが、特に新生児の約4%の赤ちゃんに見られます

 

 

赤ちゃんはもともと多血?

赤ちゃんはもともとお母さんのお腹の中にいるときは多血になっています。赤血球というのは身体の中で酸素を運ぶ役割を担っているものですが、赤ちゃんが胎盤を通して母体からもらえる酸素は外で呼吸して取り込める酸素量よりも少なくなっています。そのため、お腹にいる間は、赤ちゃんは赤血球を多めに作り出して酸素を体内で効率よく運べるようにしているのです。このように赤ちゃんは出生時には生理的に多血になっているのです。

血液の濃さをあらわすヘマトクリット値は成人の平均値が40~45%であるのに対し(35%以下が貧血)、新生児では55~60%くらいが平均とされています。

 

ヘマトクリット値が65%以上で多血症とされる

ヘマトクリット値が65~70%以上と著しく多血になっていると多血症と判断され治療に移ります。

 

ヘマトクリット値が高い原因としては以下のようなものがあります。

胎盤機能不全があるとき:子宮内で胎児が慢性的な低酸素状態になるため、赤血球の生産が増加します。(例:妊娠高血圧症候群、SGA児、過期産児)

胎盤からの血の供給が過剰になったとき:臍帯(さいたい)を結ぶのが遅れたときになりやすい。

その他、造血異常が見られるダウン症候群などで多血を認めることもある。

 

多血症はよくなる?

原因にもよりますが、ほとんどの場合多血症は輸液などで水分補給すれば改善します。大人の多血症のように血を抜くなどの処置をしなくても自然に赤血球は壊れていくので、それを待てばいいということになるのです。

 

呼吸数が多かったり、くちびるが紫になることが多い赤ちゃんは多血症の疑いがありますので、気になるようでしたら小児科を受診しましょう。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/02/28-014683.php?category=51])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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