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多血症でヘモグロビン過剰…だからといって鉄分を抜くのは間違い!

多血症とは血中の赤血球が増加したり、血中の血漿成分が減少して赤血球が増えたように見える疾患です。

疾患と言ってもどちらかと言えば多血症は症状を指すものであり、原因やメカニズムはひとつではありません。

 

多血症の基準になる値

多血症と判断されるためには、血液検査によって以下の3つの値を調べる必要があります。

 

赤血球数:600万/マイクロリットル以上(女性の場合500万)

ヘマトクリット値:55%以上(女性の場合50%)

ヘモグロビン値:18.0グラム/デシリットル以上(女性の場合16.0グラム/デシリットル)

 

ヘマトクリット値とは血液中に占める赤血球の割合のことを指し、ヘモグロビン値は赤血球中の色素量を指します。これらの値のいずれかを超えた場合に多血症と判断されます。

 

ヘモグロビンと血液

ヘモグロビンとは動物の血液中に存在するもので、赤血球の中にあるたんぱく質のことを指します。赤血球は血流に乗って全身に酸素を運びますが、これは赤血球の中のヘモグロビンが酸素分子と結合してくれるからです。

赤血球、特にヘモグロビンはあまり血中に多くなりすぎると、血液の粘性が高くなります。

すると細い血管などがつまってしまう可能性が高くなり、これが心臓や脳の血管で起こると突然死を引き起こすことがあります。

 

だからと言って鉄を抜くのは間違い!

多血症はいわば貧血の反対の疾患です。そこで貧血ならばほうれん草などで鉄分を多く取るところを、鉄分を避ける行動に走れば病気を助長しないのではないかと考えるかもしれません。

しかし、それでは食事のバランスが崩れてしまいますので、過剰に摂らなければ大丈夫というくらいに考えておくのがよいかもしれません。

 

体を動かす原動力となる酸素を運ぶと言う点において、体になくてはならないヘモグロビンですが、過剰になると体に害をなすこともありますので、やはりバランスや割合が非常に大切なのでしょう。

 

(Photoby:足成)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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