カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 健康診断・健康管理 >
  3. 検査項目 >
  4. 肝機能 >
  5. AST(GOT) >
  6. ASTとALTを比較して違いを知ろう!

健康診断・健康管理

ASTとALTを比較して違いを知ろう!

 

ALTやASTという値は肝臓の細胞が傷つけられているかどうかを指すものと言われます。しかし、肝臓の不調を指す値になぜ二つの値があるのでしょうか。

 

 

ALTとAST

ALTは主に肝細胞でつくられるアラニントランスアミナーゼという酵素のことです。肝細胞に異常が生じるとこの酵素が血中に出てくるため、血液検査で測定することができます。このALTの数値が高い分だけ肝細胞が破壊されているということになります。

一方ASTはアスパラギン酸アミノ基転移酵素という酵素です。これは肝臓だけでなく心臓や腎臓といった他の場所の細胞が破壊された場合にも血中に出されます

この違いからALTが高い場合は肝臓の異常と特定できますが、ASTだけが高い場合には肝臓に障害があるのかそれ以外の臓器の細胞が障害されているのかわかりません。

 

考えられる症状

肝臓の数値が高くなる場合、ほとんどの場合でどちらの数値も高くなります。特にALTの大部分は肝細胞に含まれるため、ALTの数値が高い場合には、肝臓の病気が疑われますし、ASTの数値だけが高いのであれば心筋梗塞や筋肉の組織が壊れたという判断をすることができます。

 

二つを比較して

二つの値が高いといっても、二つの値を比較してどちらが高くどちらが低いということを言えます。この二つの値は以下のように比較することができます。

ALTがASTより高い脂肪肝、慢性肝炎など

ASTがALTより高い肝硬変、肝臓がんアルコール性肝炎、心筋梗塞

 

広く肝臓が不調であると言ってもいまいちピンとこないかもしれません。しかし、二つの値を比較して具体的な疾患の名前が出てくると、より数値に対して実感を持てるのではないでしょうか。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/07/23-025201.php?category=279])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

AST(GOT)に関する記事

検査項目にある「AST」って何?健康診断の検査でおこなうGOT(AST)とは

  健康診断などを行う際、様々な検査や、沢山の項目があってとても迷ってしま...

AST数値に影響する?!「お酒に強い人=肝臓も強い」は間違っている!?

  飲み会などに行くと、必ずと言ってよい程、お酒に強い方がいます。 お酒...


AST・ALTが高い!肝臓のために…生活の中でできることは?

  肝臓には幹細胞と胆管細胞に接する形で多くの血管が張り巡らされています。その...

肝臓の異変を察知!ASTの数値が高い場合はどうすれば良い?!

  肝臓は“沈黙の臓器”とも言われる臓器で、肝臓に異常を感じた時には、すで...

カラダノートひろば

AST(GOT)の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る