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健康診断・健康管理

間接型ビリルビンと直接型ビリルビンについて

 

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれる通り、自覚症状がなく、なかなか肝臓機能が低下しているということを日々の生活で知ることは困難です。そのため、定期健康診断などを通じてカラダを調べることで、肝臓機能の異常を発見することが大切です。

 

総ビリルビンとは? 

 

肝機能を把握する上で、ポイントとなる値の一つに総ビリルビンがあります。総ビリルビンは、血液中にある黄色い色素で胆汁色素とも呼ばれており、油を消化するために必要な、胆汁の主成分を構成しています。

 

ビリルビンには間接型と直接型の2種類があります。血液内で合成された間接型ビリルビン肝臓内で酵素が働いて変化する直接型ビリルビンがあります。血液検査では、両方のビリルビン値を測定することで、肝臓が正常に機能しているかどうかを把握することができます。

 

間接型ビリルビンが高い場合

 

間接型ビリルビンが高い場合は、敗血症、溶血性貧血、肺梗塞などの疑いがあります。敗血症は全身が細菌によって感染される病気で、非常に危険な状態をです。溶血性貧血とは、赤血球が破壊されることによって発生する貧血のことで、黄疸も合わせて症状として発生します。肺梗塞は血栓などによって肺の血管が詰まってしまう病気で、エコノミークラス症候群も肺梗塞の一種です。

 

直接型ビリルビンが高い場合

 

直接型の値が高い場合は、胆汁うっ滞症などの疑いがあります。胆汁うっ滞症とは、胆汁の流れが減少・停止している状態で、皮膚が土色になり、皮膚に黄色の脂肪の沈着が生じます。また、場合によっては腹痛、嘔吐、発熱、食欲不振といった症状もあわせて見られます。

 

ビリルビン値を下げる治療法

 

ビリルビン値が高いということは、肝臓機能の不調を表しています。

この値を下げる治療方法として、ビリルビン吸着法と呼ばれる治療法があります。血液を人工透析のように特殊なカラムを通すというもので、これによってビリルビン値を下げることができますが、肝炎などのいくつかの病気はこの治療方法によっても改善しない場合もあります。

 

 

治療に関しては医者と相談の上、慎重に行いましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/04/24-378083.php?category=205)

著者: BoroughHallさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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