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健康診断・健康管理

RFの値を調べる定性検査と定量検査って?その数字を知っておこう!

 

血液検査で分かるものにRF定量値という数値があります。これはリウマトイド因子という物質の血中の量を示すものです。

 

完全には信用できないRF定量値

RF定量値はよく関節リウマチとの関係で語られることが多い数値です。確かにRF定量値は関節リウマチ、特に悪性の関節リウマチで高値を出すことが知られています。

RF定量値と関係があるのは関節リウマチだけでなく他の免疫性疾患などでも数値が高くなることがあるのですが、関節リウマチで最も数値の上昇が見られやすいのです。

そうは言っても関節リウマチを発症している患者でさえ約7割にしか数値が高くなりません。

つまり残りの3割の人は関節リウマチを発症していてもRF定量値が高くならないのです。

 

RF定量値は下げるべき?

上記のように完全な疾患の指標にはなり得ないのがRF定量値なのですが、もっと言えばこれは健常者でも高値が出ることがあります。

健常者の1~5%、そして高齢者になると約10%、特に男性よりも女性の方が高値が出やすいという特徴があります。

では、体の異常がないのにRF定量値が高くなる人はその値を下げるように何らかの方法をとるべきなのでしょうか?

 

他の値と照らし合わせて

おそらくRF定量値を検査する際に他の値も調べると思います。そういった他の数値や、自覚症状などを医師と話し合った上で問題がないのであれば経過観察でよいでしょう。

ですが、そのまま放っておいて良いということではなく、定期的に検査を受けてRF定量値を確認していくということは必要になります。

 

健康体でRF定量値が高値になるというメカニズムはよく分かっていません。RF定量値の高値は一過性で済んでしまう場合もありますので、気にしながらも健康的な生活を送ることが重要でしょう。

 

RF定量値を下げたい!できることとは?

血中にリウマトイド因子という物質が多くなると、RF定量値という値が高くなります。

このRF定量値は免疫性の疾患などがあると数字が大きくなるのですが、そうでなくても高値になることがありますし、逆に免疫性疾患であっても高値にならないことがあり、これだけで全てを判断できるという万能な数値ではありません。

  

健康なのに数値が高くて再検査?

リウマチや膠原病を生じているわけでもなく、体の不調を感じているわけでもないのにRF定量値が正常値よりも高くなる場合があります。

その場合、同時に検査した他の値も一緒に見てその人に疾患の徴候がないかなど、RF定量値が高値になっている理由を探すのですが、場合によってはその場で判断をするのではなく、経過観察をしてからもう一度RF定量値を調べることがあります。

 

その間にできることって?

理由が分からずRF定量値が高値になってしまっているのであれば、次の再検査までにRF定量値を下げたいという気持ちが働くと思います。

しかし、健常者でRF定量値が高値になる理由は分かっておらず、そのため対処方法もはっきりとしたことは分かっていません。

そのため次の検査までにできることは何かと言ったら、健康的な生活です。

適度な運動と質の良い睡眠、そして何よりも栄養バランスの良い食事を適切な量、適切な回数食べるといった基本的なことがRF定量値を下げることにおいて、できることなのです。

 

ポリフェノールがいい?

RF定量値を下げるのにポリフェノールが良いと言われることもあるようです。ポリフェノールが多く含まれる食べ物は様々ありますが、やはり基本はバランスのとれた食事です。

その上でポリフェノールを特に取りたいということであれば、野菜や果物などをなるべく皮ごと食べるようにするとよいでしょう。

 

RF定量値を下げるには普段の生活の中で怠惰なところを改め、健康的な生活に変えていくことが重要ということでしょう。

 

RFの値を調べる定性検査と定量検査って?

高齢になったことで、リウマチの検査を受ける人もいると思います。血液検査などによって行われるのがリウマチの検査ですが、検査結果の値の中にRF定量値というものがあります。

 

RF定量値って?

RF定量値とはリウマチ因子とも言われる数値で、関節リウマチにおいて重要なファクターです。RF定量値とはリウマトイド因子を指すもので、自己免疫疾患が起こると血中に増加するたんぱく質の一種を言います。

自己免疫疾患と書きましたので、この数値が高くなることは必ずしもリウマチのみを指すわけではなく、他の自己免疫疾患においてもこの数値の変動が見られます。

むしろ他の数値と比べて診断の補助として役立てたり、リウマチかそれ以外かという判断のために用いられるのです。

 

RFの検査

リウマトイド因子の検査には血中のリウマトイド因子の量を測定して具体的な数値で表す定量検査か、陽性あるいは陰性と言った形で記載する定性検査があります。

定性検査はRAテストとも言いますが、通常は血中のリウマトイド因子の量を測定する定量検査が行われます。

 

定性→定量のことも

主流となっているのは定量検査ですが、場合によっては定性検査が定量検査に先がけて行われることがあります。

というのも、陰性陽性という結果が出る定性検査を、ふるい分けるという意味合いのスクリーニング検査として行い、そこで陽性と結果が出た場合に限って定量検査を行って具体的な数字を見て、その後の病態の観察や治療効果の判定に役立てるという場合があるのです。

 

健康な人や高齢という要因でも高値になることがある数字ですから、検査でRF定量値の値が気になっても、他の数値と照らし合わせて考える余裕があると知っておきましょう。

 

数値で表記される定量法、その数字を知っておこう

リウマチなどの検査をしようと血液検査をした際にRF定量値という項目があります。定量値では数値が書かれていますが、もしかしたら陰性や陽性と言った表記で書かれているかもしれません。

この場合は定性法という方法で調べられているだけで調べていることは同じです。

  

リウマトイド因子

RFと言われるリウマトイド因子は、人のlgGと呼ばれる抗体に対する自己抗体のことです。

ⅠgGとは免疫グロブリンGという物質で、人の免疫の中で大きな役割を担っているものです。

免疫ブログリンには様々な種類があるのですが、中でもⅠgGは血液中に最も多く含まれるもので、細菌やウイルスなどに対する抗体を含んでいます。

また、抗体は本来体の外から侵入した異物に対して反応するものですが、しばしば自分自身の成分と反応してしまうことがあり、それを自己抗体と言います。

 

RF定量値

具体的にどのような数値をどのように解釈すればよいのでしょうか。

定量検査と定性検査の結果表記を併記して比較しながら見ていきましょう。

 

15ⅠU/mL未満(陰性)

…基準値は下回っていますが、ここからリウマチなどの疾患を発症したり、すでに発症していることもあります。ここでは15としていますが、医療機関の選択によっては20が基準値となっている場合もあります。

 

15~45ⅠU/mL(陽性)

…高齢者、健康体の方でもこの数値になることがあります。リウマチのみならず、膠原病、慢性炎症性疾患でもこの数値になることがあります。

 

45~100ⅠU/mL(陽性)

…この値で多発関節炎を生じている場合はリウマチを発症するリスクが高くなります。この段階でRFの値は高値と表現されます。

 

100ⅠU/mL以上(陽性)

…この値の症例はX線画像上での関節破壊進行が速く、関節予後の検討に役立ちます。

 

数値が高くなるにつれて疾患の可能性だけでなく、疾患の重症度も変わってきます。

 

自己免疫疾患を引き起こすタンパク質、RF(リウトマイド因子)…RF検査では偽陽性も多いって本当?

関節リウマチは免疫異常によって関節が腫れる・関節が痛むなどの症状がでて日常生活にも不便をきたす病気です。

関節が変形してくると自分の関節では歩くことが難しくなって人工関節を入れる手術を行うこともあり、長期間の治療と自己管理が必要な病気でもあります。

そんな関節リウマチの因子を測る検査がRF検査(リウトマイド因子検査)と呼ばれるものです。

 

●自己免疫疾患とRF

RF(リウトマイド因子)というのがそもそも何かというと、自己免疫疾患を引き起こすタンパク質のひとつです。

自己免疫疾患は自分の免疫機能によって自分を攻撃してしまう病気で、リウトマイド因子は関節リウマチ以外に膠原病などにも関わっています。

自己免疫疾患にはそのほかにアレルギーなどもあり、患者数はけして少なくはありません。

 

●RF検査の信頼性は低い!?

RFは陰性・陽性で表されますが、RF陽性だからといって今すぐ関節リウマチや膠原病というわけではないのです。

例えば、高齢になるとRF陽性が出やすいことがわかっており、健常者であっても高齢だと10%はRF陽性になります。

また、関節リウマチ患者でもRF陰性が出ることがあり、関節リウマチ患者の2割はRF陰性なのです。

このことから、RFだけですぐに関節リウマチを判断することは不可能と言えます。

 

RF検査はリウトマイド因子という、自己免疫疾患の患者が持っているタンパク質を測るための血液検査のひとつです。

RF検査陽性の場合は関節リウマチなど自己免疫疾患の可能性がありますが、RF検査だけでは確定診断は不可能で、総合的な判断の際の指標のひとつとして使われています。

その他の検査や実際の所見に基づいて最終的に判断が下されるのです。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2011/12/17-354852.php?category=403])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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