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健康診断・健康管理

血清中の色んな電解質…電解質の値が●●なのはこんな疾患が原因?

 

血清中には、水分に溶けて電気を通す電解質という物質があります。

これは血液検査の結果で血清電解質の濃度として見ることができるのですが、体の中のどの臓器に異常があっても電解質の値に異常が見られます。

 

では具体的にどのような血清電解質があるのでしょうか。ここでいくつか見てみましょう。

ナトリウム(基準値135~150mEq/L)

…細胞外液中に存在する血清ナトリウムの値は全身的なナトリウムバランスの指標になります。またナトリウムバランスだけでなく水分代謝の指標ともなるのがナトリウムです。

・値が低い原因:大量な水分摂取、不適切な輸血、ネフローゼ症候群、右心不全、肝硬変、副腎皮質の機能低下、嘔吐、尿路障害、下痢、糖尿病薬剤の作用、妊娠、分娩、甲状腺の機能低下、高アルドステロン症

・値が高い原因:脱水、尿崩症、糖尿病、昏睡、嘔吐、薬物によるナトリウム摂取量の増加

 

カリウム(基準値3.5~5.1mEq/L)

…カリウムはナトリウムと違い細胞内に存在するため、血清カリウムの値は全身的なカリウムの状態を反映しません。

・値が低い原因:嘔吐、下痢、多尿、副腎皮質亢進症、呼吸性アルカロージス、急性アルカロージス、低体温症

・値が高い原因:乏尿性あるいは無尿性の腎不全、尿路障害、副腎皮質の機能低下、広範囲の組織破壊

 

クロール(基準値95~108mEq/L)

…血清クロール値もナトリウム同様、全身の水分代謝の指標として用いられます。

・値が低い原因:ナトリウム喪失を起こすものと同じ疾患、胃性嘔吐、副腎皮質の機能低下

・値が高い原因:ナトリウムの過剰を起こすものと同じ疾患、脱水、腸からの嘔吐

 

原因となる疾患等についてはあくまでも例であり、これ以外の疾患による電解質バランスの崩れが起こることも十分にあります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/18-382140.php?category=10])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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