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健康診断・健康管理

全体の1%程度!でも大事な働きをする血清カルシウム

 

血液検査で知ることができる項目の中に、血清中の電解質を調べた結果があります。

電解質とは体を健康に保つためにバランスよく存在しなければならないものなのですが、 病気などが原因となってバランスが崩れてしまうことがあります。

 

 

血清カルシウム

電解質の中の一つがカルシウムです。体内にあるカルシウムはそのほとんどがヒドロキシアパタイト結晶という形で骨に存在していますが、残りの1%のカルシウムは細胞外液と自由に交換ができるので、筋肉細胞や血液中にも存在し、これによってカルシウムの均衡を保っています。血液中のカルシウム濃度を一定に保つために必要に応じて骨から血液中に移動するのです。

 

血清カルシウムの働き

上記のことからカルシウムは以下の働きにおいて不可欠なものです。

・歯や骨の形成

・筋収縮

・酵素の正常なはたらき

・血液の凝固

・正常な心拍の維持

もちろん一番上の歯や骨の形成というのは結晶としてのカルシウムですが、その下を見てみると血液中のカルシウムの働きもたくさんあることが分かります。

 

血清カルシウム濃度

血清カルシウムの基準値は9~11mEq/Lです。この濃度を守るために血中のカルシウムが少なくなれば骨から代謝されます。

このとき適切にカルシウムを補給出来ていればよいのですが、カルシウムが体の中に少ない状態で、骨内のカルシウムが血中に溶け出してしまうと、今度は骨のカルシウムが少なくなり最終的には骨粗しょう症を生じる可能性があります。

 

血清カルシウムは他の多くの電解質と同じで、多くても少なくても体にとってよくありません。時にはがんが原因で血清中のカルシウム量が変化することがありますので、血液検査では見逃すことができない数値です。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/04/10-360550.php?category=406])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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