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健康診断・健康管理

血中のカルシウムと副甲状腺ホルモンの関係

 

カルシウムというと骨や歯のイメージが先行すると思います。体の中のほとんどのカルシウムは確かに骨などにあるのが、実はカルシウムの中には電解質のひとつとして血清中に存在しているものもあります。

 

血清カルシウムって??

血清電解質としてのカルシウムは血液検査などで知ることができるもので、体の中の総カルシウムの量と比較すれば約1%と微量です。

しかし、この1%が体の電解質バランスには欠かせないものになります。

 

副甲状腺ホルモンと血清カルシウム

副甲状腺ホルモンとは、首のあたりにある甲状腺の周りにある副甲状腺でつくられるホルモンです。

血中のカルシウム濃度が下がると、このホルモンの量が増え、反対に血中のカルシウム濃度が上がると分泌されるホルモンが少なくなります

このことからも副甲状腺ホルモンと血清カルシウムは深い関係があります。

具体的にこのホルモンの働きは以下のようなものです。

・骨に刺激を与えて血中にカルシウムを放出させる

・腎臓から尿中に排泄されるカルシウムの量を少なくさせる

・消化管を刺激してカルシウムの吸収量を増加させる

・腎臓でビタミンDを活性化させ、消化管でのカルシウム吸収を増加させる

 

副甲状腺機能亢進症

上記の通り、副甲状腺の働きと血清カルシウムは深い関係にあります。そのため、副甲状腺の機能に異常が生じると、血清カルシウムにも影響があります

副甲状腺異常の一つが副甲状腺機能亢進症で、これによって、副甲状腺ホルモンの分泌が多くなりすぎてしまいます。

すると血中のカルシウム濃度が高くなり、電解質のバランスが崩れます。

 

副甲状腺機能亢進症の多くは良性の腫瘍によって引き起こされていますので、原因となっている腫瘍を取り除くことで快方に向かいます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/07/23-025072.php?category=279])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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