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健康診断・健康管理

心電図検査では何がわかる?心電図検査の目的と異常値の場合に考えられる疾患について

 

心臓は筋肉が全身に血液を循環させるために、拡張と収縮を繰り返しています。この時、微弱な活動電流が発生し、これを心電図検査で記録することで、心機能の異常を発見することができるのです。

 

心電図検査で調べられること

心臓病の発見や診断

病状の把握

治療効果の確認

薬の副作用の発見

 

心臓の拡張や収縮が正常であるか

心臓の筋肉に酸素と栄養素を供給する冠状動脈の血流の流れが正常であるか

心筋に異常が無いか

電解質の異常(カルシウムやカリウムの異常)

 

比較的簡単に行える検査

心電図検査は、心臓に関する疾患を見つける検査では、比較的簡単に行える検査です。そのため病気発見の第一の手段として使われることが多いです。

 

心電図で異常が見られても病的とは限らない

心電図で異常が発見されたからといって、必ずしも病的異常であるとは限りません。異常があるとわかった段階でそれが病的であるかの判断をすることになります。その段階で病的可能性が低ければ、過剰な心配は無用です。

 

心電図は簡単に心的異常を発見するために用いられます。心電図で異常があったからといって必ず病的なもの、というわけではなく、通常の生活を何十年も続けている人もいます。私もそうですが、心電図を行うと毎回検査で引っかかります。そして再検査をすることになり、でも結果は病的異常は見られないという診断です。心電図で異常があったらまずは再検査で病的なものか、知る事が大切です。

 

心電図検査の目的と異常値の場合に考えられる疾患について

手足や胸部に電極を付け、心臓の活動によって生じる電位差をキャッチする安静時の心電図検査が最も一般的に行われています。こちらでは、そんな心電図検査の目的と、検査で異常が見られた場合に考えられる主な疾患について、簡単にご紹介します。

  

◆心電図検査の目的

まずはじめに、心電図検査の目的とは、心臓の動きを電気的な波形として記録し、その記録によって心臓の状態を確認することです。とりわけ、心臓の活動に異常が生じることであらわれる不整脈の診断においては欠かすことの出来ない、重要な検査です。

 

最も一般的に行われている心電図検査は、先述の通り安静時の心電図検査になります。これによって心臓肥大や先天性弁膜症などの直接心臓が原因となっている異常は約95%以上の確率で発見することが可能となります。しかし、不整脈を生じさせる様々な疾患の診断の決め手にはなりません。ですから、仮に心電図検査での結果に異常がなかったといって、心臓が正常に機能していると勝手に判断してはいけません。

 

◆異常値の場合に考えられる主な疾患について

健康な方でも、不整脈が生じる場合がありますから、不整脈と診断されても決して驚く必要はありません。ただし、不整脈には心肥大や心不全、弁膜症、心筋症、狭心症、そして心臓以外の疾患である腎疾患や血液中の電解質異常、さらに服用している薬などによる副作用など、様々な要素が原因として考えられます。

 

ですから、心電図検査だけでなく心電図検査の検査結果を手がかりに、エコー検査や採血、さらには狭心症の検査などを行うことで、何が原因で不整脈が生じているのかを突き止めます。

  

不整脈自体は現象です。むしろ、その不整脈が生じている原因が危険なものであるか否かを判断することが重要になってきます。ですので、動機やめまいなど、普段の自覚症状を医師にきちんと伝えることが大切になってきます。

 

いろいろある?心電図検査の方法~負荷心電図やホルター心電図

心電図にも、色々な方法があります。一般的に行われている検査方法は、定期健康診断などでも行われる方法で、検査時間は1~2分と簡単なものです。しかしそれ以外でも心電図検査の方法はあるのです。

 

心電図検査で異常が発見された場合

一般的な検査は12誘導心電図といわれるもので、12個の吸盤を体に貼り付け、心臓から出される僅かな電波を受信し記録するものです。簡単で検査時間も1~2分程度で済み、痛みもありません。この心電図検査で異常が発見された場合、この異常が病的なものであるかの判断として、再検査にもう少し詳しい心電図検査を行うことになります。

 

負荷心電図

負荷心電図とは、決められた運動をして心臓に負荷をかけた状態で心電図を測るもので、主に不整脈や狭心症を疑う場合に行う検査方法です。負荷心電図には、負荷とする運動の種類によって、マスター法とトレッドミル法に分けられます。

 

マスター法心電図

マスター法は、運動前に心電図を測っておき、踏み台昇降を決まった速度で1分30秒~3分程度行い、心電図を測定し、運動前と運動後の数値を比較します。

 

トレッドミル法心電図

トレッドミル法は、電極を付けたままランニングマシンに乗り、歩いたり走ったりして運動中の心電図と血圧などを測定します。

 

ホルター心電図

ホルター心電図は、携帯型の心電図記録器を使用し、24時間心電図を測定するものです。装着時も通常通りの生活を送ります。入浴はできませんが、寝るときもつけたままにします。激しい運動などはできません。翌日記録器をはずし記録を解析するために、病院を受診する必要があります。

 

心電図で異常が発見された場合は、さらに詳しい検査をするために、次の段階の心電図検査を行うことになります。負荷を与えたり日常生活で支障がないかなどを調べますが、この時点で病的でないと判断されれば、問題ありません。しかし異常が見つけられた場合は、治療が必要となります。

 

偽の心電図を避けるために!心電図の検査前にチェックしたいこと・気をつけること

健康診断の検査というと緊張してしまう方も多いかもしれません。特殊な医療機器をつけたり、造影剤を飲んだりと慣れないことも多いからです。

ですがその一方でそんな緊張が偽陽性や異常値を引き起こすこともあります。

 

●女性は特に服装に要注意!

まず心電図検査を受ける前の基本的な注意事項は『上下がつながった服を着ない』ことです。

心電図検査では上半身の服を脱ぐことになるので、上下がつながった服だと全部脱がなくてはいけません。

男性では上下がつながった服はあまりありませんが女性の場合はワンピースがあるので注意してください。

貴金属は心電図の場合はつけたままでもOKですが、胸部X線撮影があれば外すことになるので最初からつけてこない方がベターです。

 

●心電図検査ではリラックスが大事!

心電図検査を受けるときには体の力を抜いてリラックスしながら受けることが大切です。

体が緊張した状態だとノイズが入ってしまい、正しい心電図を取れないままですので心臓の病気があっても発見しにくくなってしまいます。

眠るような感じでリラックスして、大きな呼吸でなくてもいいので普通通りに息を吸ったり吐いたりしましょう。

心電図検査に集中せずに、何か別の楽しいことや嬉しいことを考えてみるのもよいでしょう。

 

心電図の検査を受けるときにはワンピースなど上下のつながった服を着てこないようにして、あとはリラックスして受けましょう。

体の力をただ抜いてボーっとしていれば心電図検査の時間は過ぎていくはずです。

ちなみに、一般的な心電図検査の時間は5分程度、負荷心電図という検査の場合は20分程度です。

少し長めの検査もありますが、いずれにしても緊張しないことで本当に健康状態がわかる心電図が出来上がります。

 

(Photo by: [http://www.pakutaso.com/20130501136post-2744.html])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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