カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 健康診断・健康管理 >
  3. 検査項目 >
  4. 心電図検査で異常が見られたら?それはどんな病気の可能性があるの?

健康診断・健康管理

心電図検査で異常が見られたら?それはどんな病気の可能性があるの?

 

心電図検査で異常ありと診断結果が届くと、心臓病なのではないかと不安に思うことでしょう。しかし、心電図検査で異常が発見されても必ずしも、それが病的なものとは限らないのです。

 

スポーツ心臓

激しいスポーツを繰り返し行っている人は、心臓が鍛えられ普通の人よりも心臓が大きくなる場合があります。これをスポーツ心臓といいます。スポーツ心臓であっても心肥大として心電図で異常ありと診断されることもありますが、病的なものではないので問題ありません。

 

肥満症

肥満症の人は内臓脂肪が多かったり、腹水で横隔膜が押し上げられ心臓が大きく見られる場合があります。これも心臓に対する病的なものではありませんが、肥満症は生活習慣病などを引き起こす原因となりますので、肥満を解消するような努力は必要です。

 

高齢者や体調不良

心臓が弱っている高齢者や、体調不良でも心電図に異常が現れることがあります。再検査で異常がなければ問題ありません。

 

異常ありの診断結果は病名ではなく所見

異常ありの診断結果が届いたときに、病名らしきものが記載されていますが、それは病名ではなく所見の場合もあります。どんな状態で心電図に現れたのかという記載です。

 

再検査では異常なしとなる場合も

最初の心電図で異常ありという診断結果であっても、次の再検査で異常なしという検査結果になることもあります。心電図で異常が見られると、負荷心電図などさらに詳しい心電図検査を行うことになり、再検査で異常がなければ大抵は問題ありません。

 

心電図検査で異常ありとなり、心臓病かもしれないと不安になるかもしれませんが、再検査をしてみないとはっきりとしたことはわかりません。不安に思って再検査を躊躇するよりは、再検査をして病的なものであるかしっかり診断をしてもらいましょう。もし病的なものであれば早急に治療が必要です。

 

心電図検査で異常があったら・・・所見の見方!

心電図で異常があって検査結果を見せられても、何がどう悪いのかさっぱりわからない、ということもあります。所見の見方、どんな可能性があるのかを覚えておくと良いでしょう。

 

高電位差・R波増高

普通よりも波が激しく動いて記録されている状態です。

心肥大・心臓の位置がずれている等

左心肥大・右心肥大

 

4つに分かれている心臓の各部分に負荷がかかっている状態です。

高血圧等

 

ST・T変化

冠動脈の動脈硬化で、心臓に十分な血液が行き渡っていない状態です。

心肥大・虚血性心疾患

 

T波異常

ST・T変化の前兆ともいわれていますが、健康な人でも一過性のものが見られる場合があります。特に食後の測定で多く見られることがあります。

 

完全脚ブロック

興奮時の心臓の動きに対する伝達が、若干鈍くなっている状態です。

 

期外収縮

完全脚ブロックとは逆で、興奮時の心臓の動きに対する伝達が早すぎる状態です。健全な人でも見られることがあり、他の所見で問題なければ大丈夫でしょう。

 

心房細動

心臓の4箇所の部屋がまとまっておらず、バラバラに動いている状態です。血栓ができやすく心筋梗塞になる可能性があるので治療が必要です。

血栓・心筋梗塞

 

心筋梗塞

 心臓にいつ爆発するかわからない、爆弾を抱えている状態です。早急に治療が必要となります。

 

心電図結果による所見を知っておくことで、その結果の重要性を見抜くことが出来るようになるでしょう。

 

心電図検査で異常が見られたら?それはどんな病気の可能性が?

心電図検査は、心臓に関する疾患を早期発見する上で重要な検査です。比較的簡単に検査できることから、大抵の心臓に関する異常はこの心電図検査から発見されることが多いようです。

 

心電図で異常が見られても一過性のものもある

心電図検査は簡易的なものであり、そのため健康な人でも体調の変化などによって、心臓の不規則な収縮などが見られる場合があります。興奮時など、心臓の収縮で発生される電波が一時的に途切れたりする状態を脚ブロックといい、これらの脚ブロックは左心室による左脚ブロックと、右心室による右脚ブロックがあります。右脚ブロックであれば、心臓に異常が無くても見られる場合があります。

 

あらゆる病的要因を含む心電図結果

左脚ブロックの場合は不心全が疑われ、そのほかでも心電図に細かい揺れのような波が記録されれば、心房の筋肉が不規則に収縮していると考えられ、以下のような様々な病的要因が考えられます。

心房中隔欠損症・心筋梗塞・拡張型心筋症・心不全

 

波長に乱れがあるときに考えられる病状

不整脈・心不全・心臓偏位・心臓弁膜症・狭心症

 

異常があったときに疑われる病気

不整脈・心肥大・心筋虚血・心房中隔欠損症・拡張型心筋症・心筋偏位・心臓弁膜症・狭心症・電解質失調

心臓が弱っている高齢者などはこれらの病気の疑いがなくても、異常が現れることもあります。

 

心電図で異常があったからといって、必ずしも病的なものとは限りません。再検査でさらに精密は心電図検査を受けたり、他の検査を受けるなどするようにしましょう。

 

心電図で「異常有」。異常があるのはやっぱり心臓病?考えられる原因について

心臓は一定のリズムで動いています。この心臓の動きは拍動といい、このリズムで全身に血液が送られています。成人ならば1分あたり70回ほど拍動し、1分間に約5リットルの血液が送り出されています。この心臓に異常が起これば大変ということになりますよね。その異常を知ることができるのが心電図の検査です。

 

心電図の測定

心電図は健康診断などで測定する方が多いと思います。

 

心電図の測定では、心臓が動いているとき、そこでは微弱な電流が発生。この電流の変化を波形にして記録したのが心電図です。一般的な心電図は安静にした状態で測定します。検査自体は、上半身裸になって検査台に仰向けに寝ます。苦痛はなく、3~5分ほどで終わります。また場合によっては体を動かして測定したり(負荷心電図)、生活の中で測定する心電図(ホルター心電図)もあります。

 

心電図で何がわかる?

心電図で波形を計測すると、心臓の働きを調べることができます。そこから心臓病などの心臓の不具合が発見できます。またその病気の程度を知ることもできますし、治療開始後は治療効果を知る手掛かりにもなります。また心臓以外にも、肺の病気や血液に原因がある場合もあります。

 

心電図で異常発見!その原因は?

この心電図の検査で「異常有」とされた場合、その原因にはどんなものがあるのでしょうか?

 

・不整脈、徐脈、頻脈

不整脈は脈の乱れ、徐脈は心臓の動きが遅い状態、頻脈は心臓の動きがはやい状態です。軽いものであれば自覚症状はなく、心配がないこともあります。ただ症状が重くなると、徐脈などは失神などを引き起こすこともあります。また頻脈の場合は、単に検査に対して緊張したために起こることもあります。

 

・ブロック

ブロックというのは心臓の収縮で起こる電流が、一時的にきれてしまった状態です。場所によって左心室で起こると左脚ブロック、右心室で起こると右脚ブロックなどと言います。左脚ブロックは心不全が疑われ、治療が必要になってくるかもしれません。右脚ブロックは単独なら何もなくても起こることがあります。

 

・ST低下・上昇、ST-T異常、異常Q派、陰性T派、異常T派など

これだけ見ると何のことやら?ですが、これらの場合左心室の筋肉で異常が起こっている可能性があります。左心室は全身に血液を送る部屋でとても重要な場所です。精密検査受けるように言われるかもしれません。その結果問題のないこともありますし、心筋梗塞などの心臓病が見つかることもあります。

 

・心肥大

左心室の筋肉が厚くなっている状態です。多くの場合高血圧によって起こり、すぐにでも治療を開始するべきです。

 

・心房細動

高齢になってから多くなる所見で、発見されれば精密検査が必要です。心房の筋肉で、電気信号が不規則に起こっている状態です。

 

・その他

他の病気として、心筋虚血、心房中隔欠損症、心筋梗塞、拡張型心筋症、心臓弁膜症、狭心症など様々な病気の可能性があります。

 

「異常がない=大丈夫」ではない

狭心症や不整脈などの場合、その症状が起こったときでないと変化がみられないこともあります。そのため測定したときの心電図が正常だったら絶対に健康ということは言い切れません。

 

心電図で異常…何科にかかるべき?

心電図で異常があっても、必ず心臓病ということではなく異常がないこともあります。けれどもやはり異常と言われたら、心臓内科、循環器内科などで相談してみましょう。

 

どんな検査を受ける?

異常が見つかったら、負荷心電図、ホルター心電図、心臓超音波検査などの検査がされます。必要に応じて、心臓カテーテルや、冠状動脈造影などの検査が行われることもあります。

 

他の検査結果と合わせて判断しましょう

心電図に異常があると言われると、やはり心臓に異常があるのでは?と不安になると思います。ただ、精密検査をした結果異常がないこともありますし、早い段階で病気が発見できることもあります。また、心電図の検査結果で心臓病のすべてがわかるわけではありません。他の検査結果も併せて体の状態を把握しましょう。

 

(Photo by: [http://www.pakutaso.com/20110557126post-78.html])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

検査項目に関する記事

健康診断の総蛋白の基準値と異常値からわかる病気を知ろう 肝臓障害の可能性が…?

  蛋白質は人間の体にとっては欠かせない存在です。血液中にも当然蛋白質が含まれ...

ALP値が急上昇!子どもに多い病気、一過性高ALP血症って何?この検査でわかること

胆道の病気、そして肝臓の病気などを知る際の指標のひとつがアルカリホスファター...


血液検査で測定する電解質ってどういう働きをしてるの?ナトリウムとのバランスが重要なクロールとは?

  健康診断の血液検査などで測定する電解質にはナトリウム、カルシウム、カリウム...

尿pH検査、尿酸値検査の目的とは?尿の酸・アルカリは重要!?尿酸値異常からくる病とは

尿検査において尿pHは項目の一つですが、具体的に尿pHとは何なのか、尿pH検...

カラダノートひろば

検査項目の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る