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健康診断・健康管理

高HDL血症だと体にどんなことが起こる?DLとLDLのバランスを保持しよう!

 

コレステロール値とは健康診断などで得られる数値で、コレステロールが高いというとあまり良いイメージを持たないと思います。

しかしコレステロールには善玉と悪玉があり、基本的には言葉の意味の通り、善玉は体にたくさんあってよいもの、悪玉は体にたくさんあるとよくないものとされています。

 

HDLコレステロールが多いと長寿

HDLコレステロールとは善玉コレステロールのことを指します。

これは血管内の動脈硬化の可能性を減らしてくれるもので、基本的にこの数値が高い人は長生きすると言われます。

しかし近年研究が進んだ結果、必ずしもHDLコレステロールの高値がいいことばかりではないということが指摘されるようになってきました。

 

高HDL血症って?

基本的にはHDLコレステロールは高くても良いものですが、その数値が100mg/dLを超えると高HDL血症と言われます。

日本では1000人に1人くらいの割合で見られるようです。基本的には値が高いことに問題はないのですが、場合によっては経過観察などの注意が必要になっていくことがあります。

 

HDLコレステロールの値が高い原因

HDLコレステロールの値が高い原因としてはアルコールの飲み過ぎがあると言われています。少量の飲酒はHDLコレステロール値を増やすのですが、飲み過ぎると高値になってしまうようですので、お酒の量を調節することでHDLコレステロールを下げることも出来きます。

また、日本人の中にはHDLコレステロールが高い値になってしまう遺伝子を持っている人もいるようです。こうした場合高値でも基本的に対策はなく、定期的に検査を受け、医師の指示に従った方がよいでしょう。

 

遺伝子を持っていると…

HDLコレステロール値が高くなる遺伝子はCETP欠損症という状態です。このCETP欠損症の場合冠動脈疾患を生じている傾向があることが分かっているのです。ですから、CETP欠損で高HDL血症を生じている場合には、後々動脈硬化を伴いやすく、冠動脈疾患になる可能性があると考えられています。ただしまだ、分かっていないことも多く医師によっても治療判断は異なることがあるのが現状なようです。

 

高HDL血症だと体にどんなことが起こる?

上記のように高HDLは長寿の数値ですから基本的に高いから体にどんな異常が出るというものでもありません。しかし問題なのはCETP欠損症の場合で、後々の動脈硬化などに注意が必要になります。

ただ、この場合でも動脈硬化などに先がけて体に目立った症状が出るということはないようで、HDLの高値によって欠損症が判明するようです。

 

治療法予防法はない

問題となるCETP欠損症の高HDL血症ですが、遺伝子異常によるものですので、根本的な治療も予防法も今のところありません。

 

善玉と言われると油断してしまうかもしれませんが、医師の指示があった場合に限っては、その後値の変動に注意を払った方がよいようです。

 

糖代謝検査をしたらHDLの数値が高かった!これってどういうこと?体の中で何が起こってるの?

日本人でも発病している方が多い糖尿病。この糖尿病などを知るために行う検査として有力とされているものに糖代謝検査があります。

糖代謝を知ることで、糖尿病かどうか、またそれ以外の病気があるかどうかなどを知ることが出来ます。

 

実際に検査を行った方の中には「HDL」と書かれた数値が高い!と言う方も少なくありません。糖代謝検査とは、更にHDLが高いということは?の疑問について調べてみましょう。

 

◆糖代謝検査とは?

糖代謝検査とは、血液を採取し、血糖の数値を見て異常を調べる検査です。

食事をすると、糖は増えてしまいますが、通常であれば体内でインスリンが分泌され、インスリンの力によって約2時間ほど時間が経過すれば糖も正常な数値に戻ります。

 

しかし、インスリンの分泌が不足してしまうことで高血糖になったり逆にインスリンの過剰分泌などが異常を起こしてしまうなどの問題を糖代謝検査で知ることが出来ます。

 

◆血糖とHDLの関係性とは?

検査をされた方の中には「HDLの数値が高いのですが・・・」と不安を抱く方も少なくありません。

しかし、このHDLとは血糖とは少し違ったもので、脂質に大きく関係するものになります。HDLとはコレステロールの一種、善玉コレステロールの事です。

 

血液中にあるコレステロールを調べる脂質異常検査の際にポイントになりますが、糖代謝検査としては、この数値が高いからと言って、糖尿病なのか?と考えると、それは全く違う問題です。このHDLの数値も気になるかと思います。

 

総コレステロール値が高くてもHDL数値が高いのであれば問題はありません。問題となるケースはHDLではなくLDL(悪玉コレステロール値)が高い場合です。

 

◆糖代謝検査で何が解るの?

糖代謝検査では、糖尿病かどうかの診断も出来ますし、それだけでなく高血糖値から考えられる病気には、クッシング症候群・甲状腺機能亢進症・肝硬変・肝炎などの診断も出来ます。

低糖値の場合にはインスリノーマなどの膵臓の病気を疑うケースもあります。

 

血糖値を調べるためには、空腹時の血液を採取しなければなりません。

よって、具体的な話は医師から事前に説明がありますが、一般的には、9時間以上の絶食をした後に採血をすることが多いです。

 

採血をすることで発見できる病気が様々にありますので、一度しっかりと計画をたてて検査をされてみてはいかがでしょうか。

 

善玉コレステロール(HDL)の数値を上げてしまうものとは?HDLとLDLのバランスを保持しよう

誰しもが気になるコレステロール!しかし、コレステロールにも分類があり、体に悪影響を及ぼしてしまうものは、LDLと言われる悪玉コレステロールです。

 

もう一つのHDLと言われる善玉コレステロールは、数値が高くてもさほど問題無いとされています。しかし、高すぎると、何からの疾患がある可能性も!

 

善玉コレステロールを上げてしまうものとは一体何なのでしょうか?

 

◆お酒はHDLを上げる?!

毎日の晩酌が楽しみ!というお父さん方は要注意です。

 

お酒の飲み過ぎは善玉コレステロールを過剰に増やしてしまいます。適度なアルコール摂取は悪玉コレステロールを下げる働きをするので、体にも良い影響を与えますが、過剰にアルコールを摂取してしまうと、中性脂肪の原因になります。

 

◆遺伝が関係する?!

善玉コレステロールを上げてしまうものの要因として考えられるものに、“遺伝”が関係しているとも言われています。遺伝となると、生活環境で気をつけて改善させていくことは難しい部分になってしまいます。

 

遺伝的な要因があると感じる方は、更なるリスクを上げないために、飲酒・普段からの食生活には気をつけなければなりません。

 

◆HDLが高いと、どんなリスクがあるの?

コレステロールの中で注目されるべき項目はHDLではなく、LDLの数値がどれほど高いか?という部分が多いです。LDLの数値が高いと、様々な病気や疾患のリスクが高くなるからです。

 

その点、HDLの数値が高い分には、さほど問題は無いとされています。これは動脈硬化・心疾患・脳梗塞になりにくいと言われているからです。

 

しかし過剰(基準値を超える)な数値を示した場合には、冠動脈硬化のリスクが高くなってしまう恐れがあります。

 

◆HDLとLDLをバランスよく保持しよう!

コレステロール値で問題がある方の殆どはHDLの数値ではなく、LDLの数値が高いことで指摘をされてしまいます。しかし、稀にHDLの数値が高い方もおり、HDLの数値が高い方は中性脂肪などにならないよう、HDLの数値を下げなければなりません。

 

HDLに対してもLDLに対しても、食事改善が一番理想な治療方法です。魚中心の生活や、豆類・海草類を食べることによって、かなりの数値改善が見られます。

 

コレステロール値は、どの項目であっても、過剰に高い・過剰に低いようではいけません。善玉も悪玉も、どちらも体にとって必要なもの。バランスよく保持することが大切です。

 

食事や運動、毎日の生活習慣によって大きく変化するので、まずは病院へ行き、検査をし、医師の指導の元、生活改善をしてみましょう。

 

悪玉と善玉コレステロールの比率‘LH比’を改善するための方法まとめ

LH比とは「LDLコレステロール値(悪玉コレステロール)÷HDLコレステロール値(善玉コレステロール)」という計算で算出された値です。値が2.0以上となると動脈硬化が疑われます。今回はLH比を改善させるための方法をまとめました。

 

LH比を改善するには

LH比を改善するためには悪玉コレステロールを減少させることと、善玉コレステロールを増加させる必要があります。

 

悪玉コレステロールを減少させる

 まず摂取カロリーを減らす必要があります。コレステロールの70~80%は肝臓合成され、摂取カロリー量が増えるとコレステロールの合成を促進します。次に悪玉コレステロールを減らす食品を摂るようにこころがけます。

 

悪玉コレステロールを減らす食品は大豆や豆腐などの植物性タンパク質を含むもの、海藻、きのこ、根菜などの水溶性食物繊維を含むもの、イワシ、サバ、マグロなどの不飽和脂肪酸を含むものがあります。1日1食品は食べるようにしてください。

 

また、血栓を作らないようにするために、悪玉コレステロールを酸化させないようにする食品も摂ってください。悪玉コレステロールを酸化させないようにする食品は果物類や野菜など、ビタミンCやポリフェノールを含む抗酸化作用があるものです。タバコは酸化を進めるため、禁煙する方が良いとされています。

 

善玉コレステロールを増加させる

最も重要な善玉コレステロールを増加させるポイントは適度な運動を行うことです。とくに有酸素運動のウォーキングやジョギングは善玉コレステロールを増加させる効果が高いとされています。ただし、他の病気を持っている人は運動が制限される場合があるため、医師に確認してください。

 

このような方法がLH比の改善に役立ちます。上記は比較的簡単に実行できるため、現在LH比が正常な方も予防としてはじめてみてはいかがでしょうか?

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2011/07/19-348510.php?category=393])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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