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健康診断・健康管理

ふだん当たり前に行っている「手当て」には誤解がいっぱい



●すり傷、きり傷をしたときはどうしてる?



すり傷やきり傷をこしらえたとき、あなたはどうしていますか? 
消毒する、水で洗う、乾燥させる、ばんそうこうを貼る、
ガーゼを貼る、ほうっておく……、いろいろありますね。


傷ができると傷口からはぐじゅぐじゅとした液体が出てきます。
これを浸出液と言います。気になるのでつい、消毒して乾燥させて、ばんそうこうかガーゼを貼ってしまいがちですが、実はこれが間違いのもと。体の自然な再生力に任せるならば、
ぐじゅぐじゅなままほうっておくほうがいいのです。


浸出液は、細胞成長因子という物質を含み、
周辺の細胞に働きかけて増殖させ、けがを治す働きをしています。
また、けがをした後にできるかさぶたは、応急処置として、血液の流出を防いだり、雑菌の侵入を防いだりする役目を果たします。


けがをしたとき、この浸出液をばんそうこうやガーゼで取り除いてしまうと、せっかくの再生力を活用することができません。
乾燥させてしまうのももったいない話。
傷の治りはそれだけ遅くなってしまいます。
ばんそうこうやガーゼはあくまでも傷口を保護するためのものと
心得てください。


さらにいえば、消毒薬は傷口を殺菌するために使いますが、
菌だけでなく細胞まで殺してしまいます。
つまり、汚れがはげしく深いところにまで雑菌が入った場合には
有効ですが、通常の傷なら、水洗いをするだけで十分。


通常のすり傷、きり傷なら、水洗いをして、ほうっておく。
これが正解というわけです。


ちなみに最近は、浸出液のなかの傷を治す成分を集めて
傷口に保持する役目を果たす「ハイドロコロイド」素材のばんそうこうも出回っていますので覚えておくと便利です。

(Photo by //www.ashinari.com/2011/04/03-346362.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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