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骨髄移植で不妊に?骨髄移植で患者さんに知らされない事実!骨髄採取の流れやドナー登録など

骨髄移植は、白血病などの重い血液の病気を発症した患者さんを救う手段として用いられています。しかし、この骨髄移植によって思わぬ弊害が生じることが、患者さんに知らされていないというのが現状です。

 

そこでこちらでは、患者さんに知らされない骨髄移植による症状を簡単にまとめましたので、是非参考になさってくださいね。

 

◆骨髄移植によって不妊になる?

骨髄移植によって生じる悪影響として不妊が挙げられます。というのも、骨髄移植を受けると卵巣機能が低下し、ほぼ100%不妊になるとされているからです。

女性にとってはとても悲しい症状ですね。このことを女性の患者さんが知らないまま移植し、後になって悔やむ方が大変多いそうです。

 

◆骨髄移植による不妊の解決法とは?

骨髄移植によって生じる不妊を解消する手段としては、卵子凍結保存という方法が適しているとされています。

卵子凍結保存とは、移植前に自分の卵子を保存する方法です。なので、移植後にその卵子を使い、子供を授かることが出来ます。

 

白血病などの重い血液の病気は昔だと完治が大変難しい病気でした。

しかし、骨髄移植などの治療法の登場により、元気になる患者さんが増えています。

だからこそ、医師は患者さんが元気になった時に「自分は子供を生むことが出来ない体になってしまった」と悲しむことのないように、将来の事も考えて治療をすべきだとされています。

 

そうはいっても、卵子を保存するには何度も通院し、高い誘発剤を打つことが必要となってきますので、経済的にも肉体的にも大きな負担が伴います。

ただでさえ、骨髄移植では費用がかかりますから、卵子凍結保存が保険適用になり、骨髄移植とセットで行えるようになれば良いと思います。

 

骨髄採取するのは危険?骨髄提供でのドナーの死亡例ってあるの?

ボランティアの形の一つとして骨髄バンクへの登録があります。

移植に際しては針を刺して骨髄を採取するだけではありますが、麻酔を要することもあり、簡単なものではありません。

 

骨髄液の採取は危険?

骨髄液は腰の骨から採取します。腰のあたりに専用の針を刺し、注射器で採取するのですが、それ自体は難しいものではありません。実際自分の白血球の型と合致した患者さんが見つかってから、骨髄移植がされるまでに入念に検査が行われますので、万全な健康状態で臨むことができますので、そうそう危険な状態にはなりません。

 

骨髄提供でのドナーの死亡例ってあるの?

日本の骨髄バンク事業において、ドナーの死亡事例はないそうです。

世界的に見ても骨髄提供におけるドナーの死亡例は本当にまれなことで、海外では血縁者間の骨髄提供において2例、非血縁者間において1例、そして日本では血縁者間の骨髄提供において1例があります。

この日本の1例についても直接骨髄採取が死亡につながったというよりは、部分麻酔が原因としては大きいと言われています。今は移植に際しては全身麻酔が選択され、その方が安全とされています。どちらかというと麻酔による危険が考えられるのです。

 

後遺症などの割合

骨髄バンクを通して骨髄採取を行ったドナーのうち、骨髄バンク団体損害保険を適用した人の割合は約1%だそうです。その中で後遺障害保険が適用されたのは0.1%ほどだということです。骨髄液の採取に際しては腰の骨に針を刺して行われます。そのため下半身まひなどの懸念がされますが、これまでのそういった症例はありません。

 

骨髄提供をするにあたってドナーの安全は最優先事項です。

しかし、麻酔をかけて行うものですし、人が医療行為を行うのですから、絶対に安全であるとは言い切れません。

 

骨髄ドナー登録ができないのはどういうケース?

日本ではどれくらいの人が骨髄提供を待ち望んでいるかご存知でしょうか。まず、毎年日本ではおよそ6千人もの多くの人が、白血病などの重い血液の病気を発症しています。

その中でも約2千人の患者さんが骨髄を提供してくれる人を藁をもつかむ思いで探しています。ですが、全ての患者さんが骨髄移植の治療を受けられていないというのが現状になります。

 

骨髄提供を希望される方が30万人を越えれば、ほとんどの患者さんにHLA型適合者つまりドナー候補者が見つかります。

しかし、全ての患者さんが骨髄移植を受けられるようになるには、さらに多くの登録が必要となります。

 

そこで、こちらでは「骨髄ドナー登録の条件」の中でも、「骨髄ドナー登録ができないケース」についてまとめましたので、是非参考になさってくださいね。

 

◆ドナー登録ができない様々なケース

・病気療養中もしくは服薬中の方

病気を患っていたり、お薬を服用している方は登録することができません。

特に、気管支ぜんそくや肝臓病、腎臓病、糖尿病などの慢性疾患を患っている方も登録できません。

 

・特定の疾患の病歴がある方

悪性腫瘍つまりガンや、慢性関節リウマチなどの膠原病(こうげんびょう)、自己免疫疾患、先天性心疾患、心筋梗塞、狭心症、脳卒中などの疾患および病歴がある方は、骨髄ドナー登録は出来ませんのでご注意下さい。

ウイルス性肝炎、エイズ、梅毒、マラリアなどの感染症の病気の方も無理となります。

 

また、悪性高熱症の場合には、本人だけでなくご家族にも病歴があると登録することができなくなります。

 

・血液や血圧も関係します

最高血圧が151位上または89以下の方、最低血圧が101以上の方の登録はできません。さらに、輸血を経験したことがある方、貧血の方、血液の病気を発症している方も登録することが出来ません。

 

・アレルギー体質の方

食事だけでなく薬などで呼吸困難に陥ったり、高度の発疹や既往歴のある方も、残念ながら登録はできません。

 

以上のようなケースに該当する方は、骨髄ドナー登録が出来ません。また、これ以外にも過度の肥満である方も登録が不可能となりますのでご注意下さい。

 

骨髄提供に際しての骨髄採取はどれくらいの量?

毎年日本ではおよそ6千人もの人が、白血病などの重い血液の病気を発症しています。その中で約2千人もの患者さんが、治療のために骨髄提供者を藁をもつかむ思いで探しています。

 

骨髄提供を希望される方が30万人を超えれば、ほとんどの患者さんにHLA型適合者つまりドナー候補者が見つかります。

しかし、全ての患者さんが骨髄移植を受けるにはより多くの登録が必要であるというのが現状となります。

 

そんな実態を受けて骨髄提供者の登録を希望される方も多いかと思いますが、はやり骨髄の採取方法などに不安を感じることでしょう。そこでこちらでは、骨髄の採取の中でも特に「どれだけ採取するのか」に焦点を当ててまとめました。

 

◆どれくらいの骨髄を採取するの?

骨髄移植に際し採取する骨髄の量つまり出血量は、適合した患者さんの体重によってそれぞれ異なってきます。

小児の場合だと200mlで済むケースもありますし、成人した大人の場合ですと1000mlを超えることもあります。

しかし、どのケースでもドナーの体重に応じて、安全な範囲が定められておりますので安心して下さい。

 

健康な成人の方では、骨髄で赤血球が2000億個、白血球と血小板は1日あたり1000億個もの量が作られています。出血つまり骨髄を採取した場合などでは、その生産量が調整されて増加します。

骨髄は採取された後、速やかに元の状態に戻りますし、その間も普段の日常生活に支障は生じません。

 

このように、骨髄の採取量は移植を行う患者さんによって異なります。しかし、当然ながら採取の量はドナーの安全も考慮して決められますから、ご安心下さい。一人でも多くの骨髄提供者登録が増えることで、救われる患者さんが増えることを祈るばかりです。

 

骨髄移植で重要視される白血球の型!同種骨髄移植が可能な白血球型とは?

骨髄移植とは、おもに白血病などの重い血液の病気を発症した患者さんを救う有効な手段として用いられています。

その骨髄移植の中で最も重要視されるのが、白血球の型になります。

こちらでは、その白血球の型について特に「同種骨髄移植が可能な白血球の型」についてご紹介します。興味のある方は是非参考になさってくださいね。

 

◆同種骨髄移植が可能な白血球型

病気に苦しむ患者さんへの骨髄移植が可能かどうかを決定づけるのは、ヒト白血球抗原(HLA)と呼ばれるものになります。これは何かといいますと、血液中に存在する白血球の型を表しています。

ですから、赤血球の型つまりA型やB型などの血液型などとは全く異なるものです。赤血球型が違っていても、白血球の型であるHLA型さえ合致すれば移植が可能となります。

血液型が違うからといって、諦めてはいけません。また、性別もHLA型には関係ありません。

 

また、移植において関わってくるHLA型は6種類存在します。骨髄移植ではそれらが合致していることが移植可能の条件となるのですね。

兄弟や姉妹などの同じ親の血を分けた人場合には、HLA型が合致する可能性は25%。両親、おじ、おば、いとこなど親族の中で合致者がいる確率は兄弟などに比べ大変低く、1%以下となっています。しかし、両親か親戚同士の場合ですと、合致する可能性は上がります。

 

骨髄移植で関わってくる6種類のHLA型が全て合致していれば移植が可能であると判断するのが一般的です。しかし、6種類すべてが合致していなくとも、5種類あるいは4種類が合致していれば移植可能と判断することもあります。

 

◆骨髄バンクを有効活用しよう

身近な人間である兄弟や親族ににHLA型が一致する人つまり骨髄提供者が、残念なことにいない場合はどうすればいいのでしょうか?

そういう時には日本骨髄移植推進財団の骨髄バンクに登録して頼むことになります。

骨髄バンクでHLA型が合致する人が見つかる可能性は60%にのぼります。

 

ただし、骨髄バンクでHLA型が合致した人が見つかったとしても、その人が麻酔が完全にかけられるかどうかなどの条件が関わってきます。なのでその後に検査等で全身のチェックを行い、実際のドナーになれるかどうかを判断しますので、注意が必要となりまます。

 

ドナー適合から骨髄移植までの流れってどんな感じなの?

骨髄移植を希望する人にとって、骨髄バンクは重要な意味を持ちます。家族などの病気をきっかけにして骨髄バンクに登録する人もいると思います。

では、実際骨髄バンクに登録してから、自分の骨髄がドナーに移植されるまで、どのような流れをたどるのでしょうか。

 

ドナー登録をしてから

ドナー登録をしたからと言ってすぐに移植をするわけではありません。多くの場合しばらくは、白血球の型が合致する患者さんがあらわれるまで待つことになります。

実際、登録後すぐに骨髄移植の依頼が来ることもありますが、「忘れた頃」のタイミングで来ることが多いようです。

 

合致する人があらわれたら

自分の白血球の型に適合した患者さんがあらわれると、質問票が送付されてきます。その後コーディネーターとの面会をします。

 

3次検査

コーディネーターとの面会が完了したら、次は医師によってさらに詳しい血液検査と健康チェックがあります。

3次検査とも言われるこの段階で、移植希望者と白血球の型が完全に適合し問題がなければ、正式に骨髄移植の要請をされます。

これに際して移植の最終同意が行われます。コーディネーター、医師、ドナー本人、家族を交えて決定をすることになります。というのも、ほとんど命の危険がないとは言え、全身麻酔を伴う手術になりますのでその危険性などを十分に理解しておく必要があります。

 

ここから「やっぱりやめた」はできない

3次検査の合意が取り交わされると、患者さん自身、移植をすることを前提とした処置がはじめられます。そのため合意した後に「やっぱりやめます」というわけにはいきませんので、十分に話し合っておく必要があります。

 

3次検査が終われば移植手術という流れになります。移植するだけとは言え、手術に代わりはありませんから予め十分に話し合っておく必要があるでしょう。

 (イラスト by: [http://www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_1032.html])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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