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健康診断・健康管理

献血のギモン! 献血時の検査採血は何に使われるの?

 

献血で集められた血液は、輸血を必要とされる患者さんへと届けられます。ですから、そんな輸血医療を支えているのが献血であると言えます。

輸血を必要とされる方は、命に危険が迫っている方がほとんどです。なので、献血によって得られた血液は、患者さんたちの健康に直結するものだと言えますから、雑菌が混ざっていたり感染していてはいけません。

 

そこで、健康な血液を集めるために、献血には様々な条件が設けられています。さらには、献血時に血液をいただく採血の他にも、検査採血というものが行われています。

 

 

◆検査採血って何?

献血では、所定の量の血液が採取されます。しかしその中でも、注射針を刺した直後に流れ出す血液はまた別のものとして考えられています。

その初めに出てくる血液のことを初流血と言います。

初流血には、献血前に行われる皮膚表面の消毒だけで殺菌しきれなかった、毛穴の中に潜んでいる細菌が混ざってしまう恐れがあります。そのような血液は輸血用としては使うことが出来ません。

このことから、初流血とされる25mlは輸血用に使用せずに、輸血のための検査用血液や保管用として利用されています。

つまり、検査採血とは献血時に最初に出てくる血液を、輸血以外の目的で使用することだったんですね。

 

 

◆保管された血液はどうなるの?

上記のように保管された初流血は、献血された血液の使用によって生じた感染症等などの輸血副作用についての調査やその感染拡大を防ぐための対策として行われる遡及調査(ルックバック)に利用されます。

 

このような目的で使われますから、全献血者の血液の一部を11年間冷凍保存しています。これだけもの長い間にわたって全ての献血者の検体を保管しているのは、世界でも例がないとされています。

 

このように、検査採血は様々な用途で用いられていることがお分かり頂けましたでしょうか?献血は、輸血を必要とされる患者さんの命を救うだけではなく、未知の病原体に対抗する際にも役に立つんですね。

 

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_2311.html])

著者: みの痔さん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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