カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. ガン・悪性腫瘍 >
  3. 大腸がん >
  4. 便潜血は重大な病のサイン!?早期に治療すれば完治可能?!大腸がんの手術後の生活とは

ガン・悪性腫瘍

便潜血は重大な病のサイン!?早期に治療すれば完治可能?!大腸がんの手術後の生活とは

便潜血が陽性になるのは大腸がんだけではありません。

便潜血が陽性だと疑われる病気などについてまとめてみましたので、参考にしてください。

 

●大腸ポリープ

大腸ポリープは、いぼのような突起物が大腸内にできることです。

小さいうちは良性ですが、5ミリを超えるような大きなものは悪性をともなうことがありるので切除する必要があります。

初めのうちは良性であったとしても、大腸がんに変化する可能性もありますので、早期に治療、定期検査が必要です。

内視鏡検査で発見された場合、大きさにもよりますがその場で切除できることが多いです。

 

●大腸がん

大腸内にできる悪性腫瘍です。肺や肝臓への転移の可能性も非常に高く、命に関わる重大な病です。見、早期治療が必要となります。

食生活の欧米化によって発症者が徐々に増えてきています。特に動物性脂肪を好んでよく食べる人には要注意です。

ポリープと同様、大きさによっては内視鏡の際に切除することも可能です。

目に見えないがん細胞をなくすためにも、化学療法や放射線治療を継続して行います。

 

●痔

肛門周囲の細い血管が、立ち仕事や便秘、冷えなどによって膨れて痔になります。

症状によって名称が異なり、いぼのようなもののできる痔核や切れてしまう裂肛、肛門周囲に膿がたまる痔ろうがあります。

 

●潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜に炎症ができるもので、直腸から腸全体へと広がります。

原因不明のため、難病と指定されています。比較的若年層に多い病気です。

症状としては下痢や便潜血、初音ん、貧血、体重減少など大腸がんと同じような症状があらわれます。

 

便潜血検査で陽性反応が出たら大腸がんと思っている人が多くいますが、他にもたくさんの病気が潜んでいることを忘れないでください。

便潜血陽性反応が出た患者さんの中でも、4%近くに大腸がんが発見されています。

便潜血の陽性反応がみられたら、必ず精密検査を行いましょう。

また、症状がなくとも年に1度は便潜血や内視鏡などの検査を行うことをおすすめします。

 

 

早期に治療すれば完治可能?!大腸がんの初期症状を知って早期発見しよう!

大腸がんなどのがんは早期発見すれば、現在の医学ならば殆ど完治します。大腸がんは初期症状がでにくいのですが、一応あります。今回は大腸がんの初期症状をまとめました。

 

 

高い頻度で現れる症状

高い頻度で現れる症状としては、腹痛や下血、血便、便秘、下痢などの便通異常があります。この中で最も早く起こる症状は腹痛になります。ただし、がんのできる部位によっては腹痛を感じるまでに時間がかかります。大腸がんを患った時の腹痛を感じるときの特徴としては「食後すぐではなく、しばらくしてから感じる腹痛」「体を動かすと起きる腹痛」があります。

便にまじる血については目視で確認する他に、貧血などの症状が現れる場合があります。原因のはっきりしない貧血がある場合は、1度医師に相談してみてください。これらの症状に合わせて体重減少が起こる場合が多々ありますので、原因不明な体重減少にも気を付けてください。

 

 

稀に現れる症状

稀に現れる症状にはお腹のはり、吐き気・嘔吐があります。お腹のはりは初期に気づくことは少ないですが、入院する際に医師に確認されます。吐き気・嘔吐は腸閉塞によって内容物が逆流する時に起こります。がんを患う部位によっては排便後に便が溜まっていないのに排便をしたくなるしぶり腹などの症状が出る場合もあります。

 

 

腹痛で気づけばよいですが、便に異常が出始めるとがんがそれなりに進行している場合が多いです。そのため、上記と併用して定期的ながん検診を受けてください。できるだけ早く大腸がんに気づいて早期治療を目指してください。

 

 

何が変わるの?大腸がんの手術後の生活

早期発見・早期治療で他のがんに比べて治りやすいと言われる大腸がん。しかし、大腸をとってしまったあと心配なのは食事、トイレの事、日常生活のこと、社会復帰などなどです。大腸がん手術後の生活のポイントをまとめます。

 

規則正しい生活を送ること

急に元の生活に戻ることは難しいので、少しずつ段階を踏んで戻していきましょう。特に食事を取る時間や量には配慮が必要です。はじめは入院中と同じリズムで、徐々に自分自身の生活にあったスタイルに慣らしていきましょう。また、周囲の人にもよく理解をしてもらい、家事や子育て、社会復帰への準備などの協力を仰ぎましょう。場合によっては退院時や定期検診の時に同行してもらい、医療者など第三者から伝えてもらう方法もあります。生活習慣が不規則だった人は生活環境を少し見なおして、不安やストレスに抵抗できる生活スタイルを見つけてみましょう。

 

よりよい生活環境ポイント

・無理な生活をせず「70%主義」

・睡眠は最低6時間、足りない時は昼寝

・朝はきちんと起きて規則正しい生活を

・栄養バランスを考えて自分にあった食事をする

・毎日30分以上歩いたり、適度な運動をする

・入浴で体を温め、疲労をとる

・笑いのある生活を送る

 

やせないこと~生きるための食事と栄養~

手術や放射線療法、化学療法、がん細胞自体などによって体内で慢性炎症が起こり、これを放置しておくと体力がなくなってしまいます。痩せないように、体力を保つように、回復させるように栄養を取っていくことが必要です。また、大腸がんの手術後は軟便・下痢、頻便、便秘などの排便週間の変化や腹部膨満感が起こりやすくなります。これに対して、水分や食物繊維にも配慮が必要です。

 

退院後の食事のポイント

・自分にあった食生活をする

・規則正しく食べて、一度にたくさんの分量を取らない

・消化、吸収の良い物を中心にして、食物繊維のとりすぎに注意する

・多品目の食品をバランスよく食べる

・1日2Lの水分を摂る

 

上記以外にも、よく眠ること、適度な運動をすることが大切です。食事なども、自分自身で工夫するのが難しければ、栄養相談を利用したり、副作用によって食べられないなどであれば、お薬を使用したりもできます。

 

 

手術前より気をつけなければならないことは少し増えますが、自分が好きなことに関連付けてみたり、他の人と共有したりなど楽しめるような方法で少しずつ自分らしい生活スタイルをつくっていきましょう。

 

 

大腸がんの手術後に起こる便の不具合ってどうすればいい?

比較的早期に発見し治療を開始できる大腸がんでは、選択する治療法やがんの状態によっては、大腸の機能が大きく損なわれないので体力の回復が早い場合もあります。ただ、選択した治療方法や、医師の技量、その人の体の状態によっては後遺症が強く出ることがあります。

 

 大腸がんの治療後は、癒着などの影響で便に影響が出ることがあります。では便に具体的にどのような影響が出るのでしょうか。

 

便がゆるい

大腸は水分を吸収する役割も担っています。切除手術や薬物療法、放射線治療の後には、この能力が低下して下痢気味になることがあります。

対処:多くは治療後1、2ヶ月でやわらかくても便のかたちになり、便のゆるさが日常生活に支障をきたすほどになることはまれです。医師の指示に従うことが重要ですが、食生活においても消化の良いものを食べたり、よくかむ、ゆっくり食べるなどを意識するとよいでしょう。場合によっては整腸剤が処方されます。

 

便秘になる

治療後に大腸の癒着の影響などで、大腸の動きが悪くなったり、便を送る力が弱くなったりすると、流れが滞り、便秘になります。同時にガスが出にくくなって膨満感を感じることもあります。

対処:通常の便秘に対する対策と同じで、腹部を温めたり、マッサージをしたりして刺激するとよいです。場合によっては医師から緩下剤を処方されることがあります。

 

便意が多くなる

 

1日の内に何度も便意が来ることもあります。特に直腸がんの手術後や放射線治療で直腸に放射線が当てられた場合、これが起こることがあります。

対処:もしものときのためにおむつを用意しておいたり、替えの下着を用意しておくとよいでしょう。また、肛門をすぼませたり緩ませたりする体操を行うとよいとされています。

 

 一般的にはこうした症状は退院する頃には落ち着いていることが多いようです。

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/2014/02/15-385899.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-19掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

大腸がんに関する記事

大腸がんにならないための食生活!~野菜を積極的に食べる理由~

大腸がんは初期であれば簡単に腫瘍を切除できます。しかし、簡単だからといっ...

がんを発症すると痩せる理由は?初期症状はほんとんどない!?大腸がんの発生を予防する抗がん剤とは?

 がんになると痩せる。そのような印象を持っている方も少なく無いと思います。実...


大腸がんになったら人工肛門が必要って本当!?術後の後遺障害、再発・転移を早期に発見するために

    人工肛門って聞いたことありますか?大腸がんの手術=人工肛門と思ってい...

大腸がんになりやすい人は?大腸がんは遺伝するの?

  大腸がんと糖尿病は食生活を通して大きな関係があります。また、大腸がんも糖尿...

カラダノートひろば

大腸がんの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る