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健康診断・健康管理

コリンエステラーゼの見方をしっかり理解しよう!

 

コリンエステラーゼは、コリンエステルをコリンと酢酸に分解する作用があります。検査における測定方法は様々で、それによって基準値の範囲・単位は異なります。コリンエステラーゼは肝臓で合成される酵素で、この値が異常値を示す場合には、以下のような病気が疑われます。

 

 

基準値を下回っている場合

 

コリンエステラーゼが基準値が下回っている場合は、以下の病気を疑ってください。

 

急性・慢性肝炎

肝硬変

転移性肝臓がん

劇症肝炎

 

基準値を上回っている場合

 

逆にコリンエステラーゼが高い場合には、以下の病気を疑いましょう。

 

甲状腺機亢進症

高血圧症

糖尿病

脂肪肝

 

コリンエステラーゼには基準値の範囲があり、値が大きすぎても、小さすぎても問題ですが、低い値を示したときが極めて重要で、このことは肝細胞におけるコリンエステラーゼの合成能力が低下していることを意味しているのです。肝臓病のように肝臓機能が低下している場合には、ICG試験、GOT/GPTなどの血液検査のほか、腹部CT検査、尿ウロビリノーゲン、腹部超音波検査などを合わせて行うことで、肝臓の状態をしっかり検査できます。

 

コリンエステラーゼは、肝硬変の場合、合成能力が回復することは困難です。他方で、悪性腫瘍の末期や、低栄養のような消耗性疾患の場合でも低い値を示すので、実際にどのような病気なのか、確定診断をする上でしっかり検査を受けることが重要となります。

 

まとめ

 

コリンエステラーゼは睡眠薬や緑内障の治療薬、抗血栓剤を用いても数値が下がる場合があるので、この数値を万能だと考えず、異常値が出た場合は、先生の質問に対してできるだけ直近の行動を思い出して、正直に答えることが大変重要です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/03/16-377307.php?category=170)

著者: BoroughHallさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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