妊娠・出産
つわり中につらい家事…つわりを悪化させない洗濯の工夫・台所で気を付けること
においによって悪化するつわりの症状。しかし、料理も洗濯も毎日やらなければいけない重要な家事。今回は、つわりを悪化させないための「洗濯の工夫」「キッチンで気を付けること」をご紹介します!
つわりを悪化させない「洗濯」の工夫
妊娠前は心地よく感じられた洗剤や柔軟剤の匂いが、つわりを悪化させる要因になることもあります。
つわりを悪化させないためには、洗濯の際にどんな工夫をすればよいのでしょうか?
1.洗剤の種類を選ぶ
つわりを悪化させる原因は、洗剤のにおい。つわりがひどい時は、無香料の洗剤を選ぶようにします。
さらに無添加の物を選べば、妊娠中に敏感になったお肌も優しく包んでくれます。生まれてくる赤ちゃんの産着などのお洗濯にも使えるのもうれしいですよね。
2.柔軟剤は使わない
近頃の柔軟剤は香りを重視したものが多く、少ない量でも強い香りを発するものがほとんどです。
柔軟剤を使用したくない場合は、クエン酸を柔軟剤代わりに使用することもできます。洗濯の際に、大さじ1杯のクエン酸を50ccの水に溶いたものをすすぎの際に使うと、洗濯ものがふんわり仕上がります。
また、お酢50ccを一緒に入れることも柔軟剤効果があります。しかし、つわりの際は酢の匂いが気になることもあるので、クエン酸の方がおすすめです。
このような洗剤・柔軟剤選びは、赤ちゃんの出産準備や産後のお洗濯の際も役立ちます。赤ちゃんの肌はとても敏感ですので、柔軟剤で痒みが出てしまう場合もあります。
つわりを悪化させないために「キッチン」で気を付けること
つわり中に苦手になった物や場所として、常に上位に挙げられる「キッチン」。
1日のうちに何度かは立たなければいけない場所だけに、つわりを悪化させないよう、工夫したいところです。
1.生ごみのにおい対策
においが出そうなものは徹底的に排除する!が基本です。においの温床である生ごみを捨てるときは、調理毎に小さな袋に密封し、匂いがもれないようにましょう。
またベランダなどに大きめの蓋付きゴミ箱を用意し、旦那様に定期的に捨ててもらってもいいですね。
2.冷蔵庫のにおい対策
冷蔵庫の中身は、最低限にします。よく使うものは手前の取りやすい位置に置いて、冷蔵庫を開ける時間を短くするとにおいがもれません。
つわりがひどくなると、冷蔵庫の開け閉めがが苦痛になることがあります。買いだめをして、ご家族に休日まとめて作業をしてもらうと良いでしょう。
また冷蔵庫を開ける際は換気扇を回し、冷蔵庫内の消臭剤も、多めに置くと消臭効果がアップします。
3.湿度・湯気対策
調理時には換気扇を「強」で回し、熱気を外に出すようにしましょう。また、なるべく湯気がでないように、お鍋ではなく電子レンジを活用するのも効果的です。
ご飯を炊くときの湯気で吐き気が強くなる方が多いので、ご飯は休日にまとめて家族に炊いてもらうことがおすすめ。
炊いたご飯を冷凍したり、一時的に炊飯器の位置を換気扇近くに動かすなどして、湿気を溜めない工夫をしてみましょう。
【体験談 Pick Up】つらかったにおいづわり
投稿者:suima_さん
とりあえず世の中がクサすぎる!と被害妄想を抱く程、(いや、当時は妄想ではなく本気でクサかった。)いろんなニオイがキツかったです。 車の排気ガス、電車のニオイ、人のニオイ、香水、化粧品、トイレの芳香剤、薬局、スーパー、コンビニ…自分の洗濯済みの洋服に残った洗剤のニオイもキツかった。おふろに入ればシャンプーもボディーソープも苦しかった。(一部除く)
つわり中は、洗濯も家事も無理をしない
つわりがひどい時でもやらなければならない食事の準備と洗濯。台所に入るのも大変、洗濯物を干すのも一苦労…という方も沢山いらっしゃいます。
つわりで苦しいときは、無理をしないことが大切。家事をお願いする機会は、これから始まる子育てでも沢山出てきます。
家族で協力しあって、マタニティライフを満喫してくださいね。
(Photo by:https://www.photo-ac.com/)
著者: カラダノート編集部