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育児

どうしたら良いの?!新生児多血症! 新生児多血症の原因、そして治療法とは?

 

出産を終えた後、お子さんの症状や呼吸などを確認し、時として、すぐにNICU(新生児特定集中治療室)に運ばれてしまうお子さんがいます。

 

その原因として、「お子さんは多血症の症状が見られます」と言われた場合に、多血症って何?と思ってしまう方が多いかもしれません。聞き馴染みの無い多血症について調べてみましょう。

 

◆新生児多血症とは?

新生児多血症とは、お腹の中にいる時に、胎盤を通して送られる血液の量が多く、胎児の体内で赤血球や赤血球のヘモグロビンが一時的に多くなってしまう症状です。

 

簡単に説明すると、赤血球が不足してしまう症状が“貧血”、赤血球が正常値よりも多くなり、病的になってしまった状態を“多血症”と言います。

 

◆多血症の特徴は?

通常、胎児は皆、多血であるとされています。これは、胎盤やへその緒からしか酸素を取り入れられないため、酸素が少なく、その分赤血球を増やし、体内に酸素を効率よく運べるようにしています。

 

出生時には、どの赤ちゃんも多血ではあり、数値としては55%~60程が平均です。しかし、中にはこの数値が65%~70と、非常に高い数値になっている新生児がいます。この数値の高さが多血症の特徴です。

 

 

◆原因は?

【胎盤機能不全】

胎盤の機能が正常でないために、胎児が慢性的な低酸素状態になってしまい、自然と赤血球をたくさん作る働きをしてしまいます。

 

妊娠高血圧症候群や、出産予定日を超過してもお腹の中にいる場合などが原因と考えられています。

 

【ダウン症候群】

血液の生産に異常がおきてしまう、ダウン症状をもつ胎児に、この多血症が見られるケースがあります。

 

◆治療法は?

一般的には点滴で血液を薄めるという治療法を行います。しかし、あまりに数値が高く、血液を薄めるだけの点滴では処置が適さない場合には、部分交換輸血を行います。

 

これは、赤ちゃんの体内から血を抜くと同時に、血と同量の生理食塩水を点滴するという治療法です。

 

出生後、赤ちゃんは肺呼吸になり、母体にいた時よりもはるかに沢山の酸素を取り込むことが出来るので、造血異常がみられない限りは、赤血球の生産も制御をされていきます。

 

よって、多血症次第に落ち着いていく症状だと言えます。

 

(photo by: http://www.ashinari.com/2011/07/26-348604.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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