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健康診断・健康管理

ヘモグロビンが多いと危険!多血症との関係性とは?

多血症という病気には、“ヘモグロビン”という成分が大きな影響を及ぼします。

 

ヘモグロビンの量によって、貧血や多血症という症状を起こしてしまうのですが、このヘモグロビンと、多血症の関係性とはどんなものがあるのでしょうか、まとめてみました。

 

ヘモグロビンって何?

ヘモグロビンとは聞き馴染みのある言葉かもしれませんが、実際にはどんなものなのかを知らない人が多いかと思います。血液中には赤血球というものが存在するのですが、その赤血球の中にある蛋白質がヘモグロビンです。

 

ヘモグロビンは、酸素と結合して、酸素を体中に運搬する役割を果たしてくれます。

 

このヘモグロビンが正常に生産されないと、酸素が十分に運搬されず、貧血状態を起してしまいます。

 

ヘモグロビンが多いとどうなる?

ヘモグロビンは、少なすぎても貧血状態に陥り、良くありませんが、多すぎても逆に血液をドロドロ(粘り気)にしてしまい、血液の流れが悪くなってしまいます。

 

よって、血栓などを起すリスクが高くなってしまいます。この状態が多血症と言えます。

 

ヘモグロビンを増やすためには有酸素運動などが良いとされていますが、ヘモグロビン(赤血球)が多くなってしまうと、脳卒中、心筋梗塞を引き起こすリスクに変わってしまうので要注意です。

 

多血症を起さないためには?

多血症を及ぼしてしまう原因は、ヘモグロビンの量とは関係がない、もっと別の病気が原因となる可能性もありますが、ヘモグロビンや赤血球の数が多いことで起こる多血症には、とにかく水分を摂ること!

 

そして、血液を作り出すために必要な栄養を“摂らない”ように心がけます

 

例えば、鉄分・ビタミンB・葉酸などは血液を生産する働きがありますが、多血症の時には、血液を作らないように心がけなければなりません。

 

ヘモグロビンは、適度な量がベストです。多すぎず、少なすぎず。体の症状をよく見て、水分をしっかり摂るなり、調節をするように心がけてください。

 

ヘモグロビンが示すSOS!多血症にご注意を

人間の血液中に存在する赤血球、さらにその中に存在するヘモグロビンというたんぱく質・・・このヘモグロビンは、何かの病気を発病したときに、見て解る数値としてSOSのサインを出してくれます。

 

ヘモグロビンの数値について、また、そのSOSに気付くためには、どのようにするべきかをまとめてみました。

 

男女のヘモグロビン正常値とは?

ヘモグロビンが不足してしまうと、酸素を運搬する機能が十分に働かないため、貧血状態になります。

 

逆に、ヘモグロビンが多いと、酸素を運ぶ機能が不足してしまい、赤血球などを増やしてしまうので、かえって多血症などになってしまいます。

 

本来の男女のヘモグロビン正常値(基準値)とは以下の通りです。

 

男性・・・13,0~16,6g/dl

女性・・・11,4~14,6g/dl

 

<ヘモグロビンの数値が基準値以下だった場合には?>

検査を行い、ヘモグロビンの数値が、基準値以下だった場合には、更に詳しい検査を受ける必要があります。

 

貧血の診断を下すまでには、ヘモグロビンの量だけでなく、赤血球数、ヘマトクリットの数値などを一定の公式に当てはめて計算する、“赤血球恒数(赤血球指数)”が用いられます。

 

<ヘモグロビンの数値が基準値以上だった場合には?>

検査を行い、ヘモグロビンの数値が、基準値以上だった場合には、“多血症”の診断がくだる可能性が高いです。

 

しかし、その多血症になってしまうためには、何かしらの原因があるはずです。その原因の追究のためには、更に詳しい検査が必要になります。

 

治療や対処法としては、血を抜き取るという方法で対処が出来ますが、例えば、献血などを行う場合にも、血液の疾患などではないかどうかが確定しない限り、献血なども出来ません。

 

異常が見つかった場合には?

詳しい検査の結果、貧血なり多血症なりの診断や、異常が見つかった場合には、精密検査などを行いながら、その異常や病気に対しての治療が始まります。

基本的には、食事改善などの“食事療法”や、薬などで対応する“薬物療法”を用いて、様子を伺いつつ対処をしていくようになります。

 

ヘモグロビン数値が変化をすると、必ず体にも変化が起きます。その症状が貧血のような症状である場合や、出血・のぼせなどの症状を起こす多血症となる場合もあります。

 

とにかく、異変に気付いた場合には、早急に対処をしなければなりません。放置しておくと、命に関わる問題に発展してしまうこともあるので、早期発見・早期治療が命を救う鍵となります。

 

血中のヘモグロビンが多い…何に気をつけて生活する?

体の中でヘモグロビンは非常に重要な役割を持っています。それは体の各細胞が働くために必要な酸素の運搬と受け渡しです。

 

血中に含まれる酸素の99%がヘモグロビンと結合して運ばれるというのですから、なくてはならない存在です。

 

ヘモグロビンが少ないと貧血、では多いと「●●症」!

ヘモグロビンが少ないと十分に体の各部分に酸素がいきわたりません。すると体のどこかが酸素が十分に回らない状態になってしまい不調を引き起こします。これが貧血の状態ですが、逆にヘモグロビンが多すぎてしまう状態になることもあります。

その状態のことを多血症と言います。

酸素を運んでくれるヘモグロビンが増えることが多いという状態は、病気と名前を付けるくらい悪いことのように聞こえないかもしれませんが、ヘモグロビンが多いと今度は血管の中に多すぎて密度が高くなってしまい血管がつまるおそれがでてくるのです。

 

血管がつまるということは血液の流れが止まるということです。それが心臓や脳で起こると考えたら恐ろしいですよね。ではヘモグロビンが過剰になった多血症の状態では何に気をつけて生活すればよいのでしょうか。

 

生活習慣病の危険因子を排除

多血症の状態でいることは上記の通りよくありません。そのため多血症になったら生活習慣で気をつけられることを気をつけてあげましょう。

 

特に言われるのは生活習慣病の危険因子を減らすことです。食事の偏りや喫煙、運動不足、ストレスなどといった危険因子を生活の中から減らしていくだけで、多血症の改善が見られることもあります。

 

生活習慣病で懸念される動脈硬化のように、血液や血管の障害は突然死の可能性と結びつきます。多血症は自覚症状も乏しいため病気を自覚しにくいですが、生活の中で十分な予防をしなければいけません。

(Photo by: http://www.ashinari.com/2013/09/29-382655.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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