カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. トラブル >
  4. かゆみ >
  5. 妊娠が判った途端に急に感じる「かゆみ」…カラダの体質が変わった?

妊娠・出産

妊娠が判った途端に急に感じる「かゆみ」…カラダの体質が変わった?

妊娠初期の段階で肌に「かゆみ」を感じる女性は少なくありません。それまで、湿疹やアトピー、かぶれなどといったことに縁がなく肌は丈夫と思っている人ほど、その体調の変化に不安を感じるのではないかと思います。

この妊娠初期に感じる「かゆみ」は、誰にでも起こりうる可能性がある症状なのです。どうして、妊娠すると肌がかゆくなってしまうのでしょうか。

  

女性ホルモンのバランスが影響

妊娠をすると、大きく変わってしまうホルモンバランス。女性は妊娠前から毎月の月経によって、ホルモンバランスの変化を日々経験しています。

しかし、月経とは異なり身体に新しい命を宿すため、ホルモンバランスの変化もより大きく感じることに。妊娠前と比べて、どのような変化があるのでしょうか。

 

妊娠を維持するホルモン「プロゲステロン」

プロゲステロンは、排卵後から分泌されるホルモンです。受精卵が着床しやすいように体温を上げたり、子宮内膜を分厚くしたりする働きを持っています。

しかし、妊娠していないことがわかると、プロゲステロンの分泌が減り、体温が下がって分厚くなった子宮内膜は月経として体外に排出されるのです。

妊娠するとプロゲステロンは分泌され続けたままになります。そして分娩後、急激に分泌量が低下するので、プロゲステロンは妊娠を維持するためのホルモンといえるでしょう。

  

肌のコンディションが崩れる要因にも

プロゲステロンは、妊娠を維持する働きがある一方で、情緒不安定になったり、便秘や肌荒れを起こす作用もあります。そのため、妊娠初期に肌のコンディションが崩れる原因は、プロゲステロンの働きによるものなのです。

 

そのため、月経前に肌荒れやむくみ、血行不良を起こしやすい方は、妊娠初期でも同じ症状が顕著に出る可能性があるといえるでしょう。そして「かゆみ」も、そういった症状の1つと考えられています。 

「かゆみ」の原因はやっぱり乾燥

妊娠に関係なく一般的に、肌に「かゆみ」を感じる原因は乾燥といわれています。この理由は、肌が乾燥し、表皮が荒れることで少しの刺激にも肌が敏感に反応してしまうためです。

そして「かゆい」からと掻いてしまうと「かゆみ」の原因となるヒスタミンを誘発する物質がでてしまうことに。その結果、より一層「かゆみ」を感じるといった悪循環に陥ってしまうのです。

  

妊娠による水分不足で乾燥肌に

妊娠初期の「かゆみ」の原因の1つも、やはり乾燥が大きく関係します。妊娠初期は、子宮に水分をためこもうと身体が働きかけるため、身体のあちこちから水分が奪われてしまう状態に。

そのため、妊娠前と同じケアでは乾燥予防が間に合わず、自分でも気付かないうちに肌が乾燥していき、「かゆみ」が発生するといわれています。

 

妊娠するとヒスタミンを抑える力が弱まる可能性も

ヒスタミンが出れば出るほど、「かゆみ」を身体のあちこちで感じることに。このヒスタミンを抑えてくれるのが、胆のうから分泌される胆汁酸と言われています。

しかし、子宮が大きくなりはじめる妊娠初期に子宮が胆のうを圧迫し、胆汁酸の分泌を低下させるケースがあるのです。そのため、妊娠するとかゆみを感じやすくなってしまうことも。

 

妊娠中の「かゆみ」ケア

妊娠することによって体質に変化が起こり、生じる「かゆみ」。この「かゆみ」が出てきた時は、どのように対処すればよいのでしょうか。

 

ケア1.保湿をしっかり

肌が乾燥しないように、しっかりと保湿することが大切。特にお風呂あがりは、急激に肌が乾燥していきます。保湿クリームなどでたっぷりとケアしてあげるようにしましょう。

また、妊娠すると肌が敏感になりやすいので、いつもの化粧水や保湿クリームだとヒリヒリしたりするかもしれません。その場合は妊娠中の間は、低刺激のものに変えてみてください。

 

ケア2.肌ストレスのない衣類

服がすれることが刺激になって、「かゆみ」を起こすことがあります。肌が敏感になっているときには、普段気にならない肌への刺激も気をつけなければいけません。

そのため、肌に直接触れる服は、綿などの自然素材で肌に優しいものを選ぶとよいでしょう。

  

ケア3.水分補給はこまめに

子宮に水分が奪われてしまう分、しっかり水分補給しましょう。妊娠中に必要とされる1日の水分量は2リットルともいわれています。こまめな水分補給を心がけてください。

 

ケア4.冷やす

「かゆみ」は温めると増長し、冷やすと落ち着きます。どうしてもかゆいときには保冷剤をタオルにくるんで、かゆみのある場所に当ててください。しかし、お腹を血行が悪くなるまで冷やしてしまうのは、妊婦の身体にはよくないので冷やしすぎには注意。

 

「かゆみ」がひどい場合や、「かゆみ」以外にも湿疹などの肌の異常がみられるときは、必ず病院で相談するようにしましょう。

 

きちんとケアしてうまく付き合おう

妊娠中の「かゆみ」は一時的な体質の変化によるもの。産後はおさまることが多いようです。そして妊娠すると「かゆみ」以外にも、これまで無かったような細かいトラブルも発生するかもしれません。

色々と不安なことも多いかと思いますが、きちんとケアして気長に付き合っていきましょう。

  

(Photo by:https://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-06-22掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

かゆみに関する記事

妊娠中のかゆみ…耐えられないときに“薬”は使って大丈夫なの?

妊娠中のかゆみは想像以上に辛く、寝ている時までも無意識に掻いてしまうほど耐えられ...

妊婦さんに起こるひどいかゆみ!PUPPPとは?詳しい症状やセルフケアの方法もご紹介!

妊娠している状態は普段の体とは違うため、思ってもみなかったトラブルが起こることが...

トラブルの体験談

おっぱいマッサージ

10年振り、3人目を妊娠中です。 35週を迎え、完母が目標な事から、おっぱいマッサージを開始しまし...

妊娠中の子宮がん検診。「Ⅲa」で再検査

妊娠したら必ず行われる子宮がん検診。 1人目の時に「Ⅲa」で再検査。 2人目の時は「Ⅱ」で問題な...

カラダノートひろば

かゆみの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る