カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. つわり(悪阻) >
  4. 重症化 >
  5. ウェルニッケ脳症 >
  6. つわりが重症化すると「ウェルニッケ脳症」になってしまう!?

妊娠・出産

つわりが重症化すると「ウェルニッケ脳症」になってしまう!?

妊娠に伴って起こる吐き気。この吐き気は、つわりの症状の代表格。つわりをきっかけに妊娠に気が付いた方も多いのではないでしょうか。

妊娠の最もポピュラーな症状であるつわり。生理現象だからと、症状がつらくても我慢してしまいがちですが、重症化した時に「ウェルニッケ脳症」という怖い病に発展してしまうことがあります。

ウェルニッケ脳症は、後遺症も残る重大な病気。今回は、ウェルニッケ脳症の症状や予防法などをまとめました。  

「ウェルニッケ脳症」の原因は?

妊娠の時に発生する吐き気の症状の原因は、とても沢山あるといわれています。一般的には、まったく食事を受け付けず、食べても吐いてしまう人、食べていないと気持ちが悪くなってしまうなどその原因は様々です。

 

つわりは、妊婦さんなら当たり前に起こる症状なため、つらい時でも我慢してしまいがち。しかし、つわりが重症化すると「妊娠悪阻」と呼ばれる症状から、ウェルニッケ脳症を発症することがあるといわれています。

 

妊娠悪阻(にんしんおそ)とは?

つわりは、妊娠5週頃から頃から16週にかけてみられる生理現象です。

妊娠初期を中心にした症状ではありますが、中には出産直前まで悩まされる方もいます。症状としては、吐き気や胃のむかつきが代表的。

 

つわりは、妊娠による生理現象の一つなので、特に治療はぜず症状が軽くなるように生活を工夫したり、安静にして過ごしたりということが一般的な対処法です。

しかし、自宅で安静にしているだけでは回復せず、病院での治療を有する状態まで悪化してしまうことがあります。これを妊娠悪阻と呼んでいます。

妊娠悪阻からウェルニッケ脳症になる原因は?

ウェルニッケ脳症は、妊娠悪阻が悪化したこが原因で発症すると言われています。

ウェルニッケ脳症の発症の原因は、ビタミンB1不足。妊娠悪阻により、食事を取れない症状まで発展してしまうと、どうしてもビタミンB1を含んだ食材を食べる機会が減ってしまいます。

 

そのため、妊娠悪阻を発症した際は、ビタミンB1を投与し、ウェッケル脳症を予防する策をとることがあります。

 

どんな症状が出るの?

ウェルニッケ脳症を発症すると、目の動きがおかしくなる眼球運動障害、何かにつかまらないと動けない失調性歩行、物忘れや新しいことを覚えることができない意識障害、など様々な症状があらわれます。

意識障害に関しては、軽度から昏睡状態まで様々。治療が遅れるほど、症状も悪化し、命を無くす危険性もある危険な病気です。

 

また命が助かったとしても後遺症として記憶障害がのこる可能性があります。記憶障害の中でも約80%の方は、健忘症候群という症状に悩まされます。

 

発症しないためにはどうすればいい?

ウェルニッケ脳症を発症しないためには、ビタミンB1を積極的に接種することが必要不可欠。もし少しでも食事が取れる場合は、ビタミンB1を多く含まれている食材を中心にとるようにしましょう。

 

ビタミンB1を多く含む食材の代表格は、豚肉・魚類。豚肉や魚類は、味噌汁やスープに入れると臭みも消えて食べやすくなります。また、小麦にも豊富に含まれています。パンやうどんは、消化にもいいですし、小腹がすいた時にも食べやすいのでおすすめです。

 

食事が食べられない時の対処法は?

ただし、つわりの症状が悪化すると、酷い場合はまともな食事は取れなくなります。特に吐きつわりの場合は、食べては吐いての繰り返しで中々難しいですよね。

まともに食事もとれず、水分も受け付けない場合は、我慢しすぎないことが大切です。妊娠したのだから仕方がないと判断して、放置することが一番危険。

病院へ行きビタミンB1が入っている点滴をしてもらうなど、適切な処置を受けるようにしましょう。

 

食べれないというプレッシャーが、つわりを悪化させることも

また食事がまともに摂れないというプレッシャーが心まで沈ませてしまう場合もあります。妊娠中は、体と生活の変化を迎えストレスを抱えやすくなります。

また赤ちゃんを守っているということへの責任感から不安になることもありますよね。

 

病院で医師や看護師に話をしただけで、気分が軽くなり悪阻の症状が和らいだという話もあります。

1人で抱え込まず、適切な治療を受けることは、赤ちゃんとママの命を救うことになるので、我慢をしずぎないようにしましょう。

 

体の限界を迎える前に

「妊娠悪阻」を発症した時点で、身体は限界を迎えているといっても過言ではありません。つわりは生理現象と言っても、1人では対処し切れない状態になっています。

何日も吐き続けて食事ができていない、めまいや貧血で動けない状態が続いている場合は、早めに医師に相談し対処をしてもらいましょう。

 

つわりや妊娠悪阻の辛さは、他人には中々理解してもらえないものです。周囲の理解が得られないがために「妊娠悪阻」を放置してしまい、流産や早産といった危険を迎えてしまうこともあります。くれぐれも注意しましょう。

 

(Photo by:https://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-06-19掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

ウェルニッケ脳症に関する記事

重症悪阻によるウェルニッケ脳症の怖さ

 妊娠の悪阻は、妊婦さんによって症状も程度も様々なので、中には非常に重い悪阻の人...

『ウェルニッケ脳症』を発症したら赤ちゃんは助からない!?

妊娠中に「つわり」に悩まされる方は多いでしょう。妊娠したのだから、つわりは仕方が...

つわり(悪阻)の体験談

吐き気と戦う毎日!これがつわりかぁ~!つわり対策の工夫

妊娠中誰にでもやってくるつわり。 あれって本当に苦しいですよね… 食べ物を食べてしまう「食べづわ...

あれ・・・?気持ち悪くない!やっとつわりが終わった!!ご飯がおいしい~!妊娠5か月で終わった悪阻

過ぎてしまえば、大したことなかったなと。妊娠2か月~5か月まで続いた吐きづわり妊娠が発覚してから、徐...

カラダノートひろば

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る