育児
母乳から粉ミルクへの切り替えがうまくいかない時の対処法
お母さんの職場復帰や哺乳量の増加などで、母乳だけではなく粉ミルクに切り替える、併用する場合、赤ちゃんが粉ミルクを飲んでくれないことがあります。どんな対処法があるでしょうか。
ポイントは「違和感」
赤ちゃんにとって一番大切な授乳の時間。赤ちゃんは全身でさまざまなことを感じ取っています。粉ミルクに切り替えた時、赤ちゃんは「今までと違う」と違和感をもって飲まないのかもしれません。対処法の基本は、違和感の解消です。
哺乳瓶の乳首
よくある原因の1つが、哺乳瓶の乳首に慣れないことです。シリコンやゴムなど素材の匂いが強いなら、繰り返し洗いましょう。乳首の部分だけ取り換えられるので、さまざまな硬さや形のものを試してください。
粉ミルクが乳首の穴から出る強さ、量も大切です。いくら吸っても出にくい、出すぎてむせてしまうと、赤ちゃんが飲みたがらなくなるかもしれません。
温度
満員電車で通勤するのは、つわりの人にはつらいもの。電車・バスといった公共交通機関を利用している人は、通勤時間をずらすことができます。ひと肌よりもやや温かい状態が理想です。冷ましすぎてしまったら、湯せんで軽く温め直してください。
粉ミルクのメーカー
赤ちゃんには分かる、粉ミルクと母乳の微妙な味の違いが原因かもしれません。メーカーによって味や匂いに差があるので、何種類か試してはいかがでしょうか。哺乳瓶が気に入らないのか、粉ミルクが気に入らないのか迷うこともあるでしょう。まずは哺乳瓶に慣れるため、母乳を哺乳瓶に入れて飲ませる方法もあります。
お母さんに抱っこされて、「おっぱいがもらえる」と思っていたのに哺乳瓶で粉ミルクを飲まされたことに納得いかない赤ちゃんもいるでしょう。お母さんではなく、お父さんや祖父母に哺乳を頼んでみるのも一案です。空腹時に試す方が、飲んでくれる確率が高くなります。
(Photo by:http://www.ashinari.com/2009/05/03-018733.php)
著者: カラダノート編集部