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育児・子供の病気

母乳の成分ってなんなの?分泌時期による母乳の特徴と成分変化!

授乳は当たり前のように始まりますが、生まれたばかりの赤ちゃんが飲んでどんどん成長していく母乳には、どんな成分が含まれているのでしょうか?

 

また、母乳の成分はずっと一定ではなく、時期によって変化します。

ここでは、母乳に含まれる成分と、時期別の特徴や変化についてまとめました。

 

母乳に含まれる成分は?

ビタミン

母乳には主にビタミンA・D・E・Kが含まれます。

ビタミンAは免疫力を高める栄養分として、妊娠中から赤ちゃんの成長に大きくかかわっています。

しかし、妊娠中は過剰摂取すると胎児への悪影響もありますので気を付けましょう。

 

次にビタミンDは、カルシウムの吸収を助けることで赤ちゃんの成長を促します。

ビタミンDを十分に吸収するためには、適度な日光浴が必要なことも覚えておきましょう。

ビタミンEには抗酸化作用があります。

 

赤ちゃんにも必要なビタミンですが、妊娠中ビタミンEは胎盤を通りにくいと言われています。

出産後はママが意識的に摂取することが必要です。

ビタミンKも不足すると血便等の出血症状が見られます。

不足しないように心がけましょう。 

 

葉酸

葉酸は母乳を出やすくする成分として、ママにとっても必要な成分です。

赤ちゃんにとっても、脳や身体の成長に必要な成分を含んでいます。

妊娠初期から摂取している妊婦さんは、出産後も継続して摂取し続けましょう。

 

ラクトフェリン

ラクトフェリンは機能が未発達な赤ちゃんの体内を守る成分で、特に初乳にたくさん含まれます。

殺菌前の牛乳にも含まれる成分ですが、通常出回っている商品には含まれていないと言われています。

赤ちゃんがしっかり母乳で摂取したい成分の1つです。 

 

ミネラル

カルシウム、ナトリウム、鉄分等が母乳に主に含まれているミネラルです。

いずれもミネラルウォーター等にも含まれるミネラルですが、赤ちゃんにとっては母乳のミネラルが一番吸収しやすいと言われています。 

 

DHA

母乳に含まれるDHAは赤ちゃんの脳や視覚の成長を促します。

魚を食べることが多い日本人の母乳には、他国よりより多くのDHAが含まれているといわれます。

産後は魚食を意識すると良いかもしれません。 

 

オリゴ糖

母乳に含まれるオリゴ糖は、赤ちゃんのお通じを良くします。

生まれたばかりの赤ちゃんにとって排便はかなりの体力を使うことで、上手に出来ないとそれだけで不機嫌にもなります。

赤ちゃんの健やかな健康に必要な成分です。

 

このように、母乳はほかの食材では赤ちゃんに供給できない栄養素をバランスよく供給しています。

健康的な母乳を出せるように、ママも日々の食生活を意識していきましょう。

 

【時期別】母乳の特徴と成分の変化

初乳

出産直後から5~10日間で分泌されるのが初乳です。

色はバターを溶かしたような黄色がかったクリーム色で、とろりとしています。

 

タンパク質と免疫力を高める抗体成分が豊富に含まれ、乳糖は少なめです。

初乳に多いラクトフェリンは、腸内の善玉菌を増やします。

鉄分の吸収を助ける作用もあります。

 

移行乳

初乳の分泌がピークを超えると、タンパク質の含有量が減って脂肪分や糖分の含有量が増えていきます。

これは移行乳で、出産後3~15日ごろの母乳を指します。

 

母乳の色は黄色味が少なくなり、粘性も弱まります。

母乳の分泌が盛んになり、授乳間隔が空くとおっぱいの張りを感じます。

 

成乳

移行乳後、出産から数えて約2週間以降の母乳を成乳と呼びます。

白っぽい半透明の液体で、サラッとしています。

糖分が増えて甘味が強くなり、ビタミン・ミネラルもたっぷり。

分泌量も安定しています。

 

母乳は薄くなるの?

「1歳ごろまでおっぱいをあげていると、そのころの母乳は薄くなっていて栄養はほとんどない」という説を聞いたことがありませんか?

これには科学的な根拠がありません。

 

成乳の成分は出産後3ヶ月くらいで安定し、そのまま変化しないそうです。

授乳の習慣が継続している間は、母乳の成分が極端に薄くなることはありません。

 

授乳中の母乳の成分変化

長い期間ではなく、授乳中でも母乳の成分が変化します。

赤ちゃんが飲む母乳は、まず水分が多いサラッとした状態です。

糖分、タンパク質が豊富です。

飲んでいくうちに脂肪分が増え、とろりとした母乳に変化します。

 

どの時期の母乳も、赤ちゃんにとっては欠かせないものです。

「母乳でなければ」と負担に思わず、可能な範囲で母乳育児をすれば良いのではないでしょうか。 

 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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