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生活習慣病

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の食事療法は、食べ方の工夫がポイント

 

COPD(慢性閉塞性肺疾患)になると呼吸困難によって食事を摂りづらく、食欲不振に陥りやすくなります。一方で呼吸をするのに多くのエネルギーを必要とするため、摂取カロリーが足りずに栄養障害を起こすことがあります。食事法を工夫して、COPDで栄養障害にならないようにしましょう。

 

栄養所要量

COPDの人に求められるカロリー摂取量は、呼吸による消費を加味して健康時よりも多くなります。計算式は、以下のとおりです。

男性:11.5×体重(kg)+952kcal

女性:14.1×体重(kg)+515kcal

たとえば体重60kgの男性なら、1日あたり約2600kcalが必要です。

栄養素別にみると、炭水化物を全体の50~60%、脂肪が25~30%、タンパク質が15~20%必要です。COPDでは筋肉が減少しやすいため、アミノ酸合成に欠かせないビタミンの摂取も大切です。

 

食事法の工夫

通常よりも必要カロリーが多く、栄養バランスにも配慮しなければならないのですが、COPDでは十分に食事を摂りづらくなります。

そこでカロリーを摂取するため、まずは高カロリーのものから食べ始めると良いでしょう。食事の後半になると疲れが出て、食べるのをやめてしまうこともあります。余裕がある食事の前半でできるだけカロリーを摂っておきましょう。食べづらさを極力排除することもポイントです。食前は体を休め、息切れをしないように心がけます。呼吸しやすい体勢で食べられるよう、食卓や椅子にも配慮が必要でしょう。症状によっては、食前に気管支拡張剤の吸入、排痰といった医療的な措置も行います。

1回の食事でたくさん食べようとせず、食事の回数を多くして少しずつ食べるのもお勧めです。食事が負担にならないよう、精神面にも気を配ります。好物を多くする、口腔ケアをマメにして気持ちよく食べられるようにするのも良いでしょう。

 

食事内容と方法に気を配り、体力を養ってください。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/07/19-024527.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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