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薬剤性過敏症症候群(DIHS)の基礎知識~原因と症状

 

薬によっておこる「薬剤性過敏症症候群(以下DIHS)」を知っていますか?ごく一般的な市販薬も原因になります。原因と症状を知り、DIHSが疑われるときは迅速に対処しましょう。

 

症状

最も特徴的なのが、発疹や赤みなどの皮膚症状です。全身に赤い斑点や腫れがおこり、ひどいじんましんの状態になります。リンパ節がある脇の下、首、鼠径部が腫れることもあります。ほかにも38度以上の高熱、全身の倦怠感、食欲不振、のどの痛みがDIHSの主な症状です。

薬が原因でじんましんが出ることを「薬疹」といいますが、DIHSは重症の薬疹で、通常の薬疹とは区別します。通常の薬疹は投薬後まもなく発症しますが、DIHSは投薬から2週間後くらいから症状が出ます。投薬を注視してもすぐには軽快せず、長い場合には1ヶ月以上も症状が継続するのもDIHSに多いケースです。

 

原因

薬に含まれる成分に対するアレルギー反応を発端にして、薬疹と感染症が同時に起こるのがDIHSです。DIHSの原因薬物は抗てんかん薬、痛風治療薬、サルファ剤、抗ハンセン病薬、皮膚疾患治療薬、不整脈治療薬、抗生物質などです。市販の塗り薬や風邪薬に使われる薬でもDIHSになる可能性があります。

 

対処

投薬直後の発症ではないため、薬が原因だと気付かない場合もあります。発症時にはすでに薬を使用していなかった、数年間、問題なく飲み続けていた薬で突如DIHSになるケースも珍しくありません。まずはDIHSではないかと早期に気づく必要があります。発疹や腫れといった皮膚症状に加え、倦怠感や発熱があればDIHSの可能性を考えてください。

薬を処方された病院を受診するのが良いでしょう。皮膚科へ行くなら、薬の名前を医師に伝えましょう。

 

腎臓・肝臓の持病がある人は、症状が急激に悪化するリスクが高くなります。薬をやめるだけではなく、すぐに受診が必要です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/05/23-362394.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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