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育児・子供の病気

小児癌として多い病気と主な治療

        

とは、体内にできる悪性腫瘍のことで、何らかの原因により臓器等の細胞が増殖し、周囲の組織を侵して他の組織へも転移して障害をもたらすことを言います。「癌腫」と「肉腫」のことを総称して癌と呼びます。ほとんどの方は成人が患う病気だと思っているかもしれませんが、実は小児の場合も癌に罹患します。


日本における小児癌の発生頻度はそれほど多くはなく、年間、小児人口1~1.3万人に一人と推定されています。その内訳としては、40%が白血病悪性リンパ腫などの造血器腫瘍で、残りが固形癌だとされています。


小児癌と成人の癌とではその種類がまったく異なり、成人では癌腫が大部分ですが、小児では肉腫胎児性腫瘍が主となります。


日本の小児悪性新生物全国登録による主な小児癌の分布は次のようになっています。

 

小児癌の種類 

1.白血病 …… 40%
2.神経芽腫 …… 11%
3.悪性リンパ腫…… 9%
4.脳腫瘍 …… 8%
5.網膜芽腫 …… 8%
6.性腺胚腫瘍 …… 5%
7.Wilms腫瘍 …… 5%
8.肝腫瘍 …… 2%
9.骨腫瘍 …… 2%
⒑.その他 …… 9%

 

小児癌の種類によっては年齢分布に特徴があり、神経芽腫、網膜芽腫、Wilms腫瘍では新生児期から乳幼児期に集中して発生しています。その一方、骨肉腫やユーイング肉腫などでは、年長児から青年期に発生のピークが見られます。


以前は小児癌に罹患した場合は治療が難しく、死亡率が高いことが知られていましたが、最近では様々な治療研究の甲斐もあり、かなりの治療成績の向上が見られています。しかし、小児癌は腫瘍の増殖や進行が早いという特徴もあることから、さらなる治癒率の向上を目指して国内や国際間で多くの多施設共同研究が進められています。

 

小児癌を治療するにあたっては、手術化学療法放射線療法からなる集約的治療が必要となりますので、小児外科医、小児科医、放射線治療医の密接な協力体制が必須です。また家族の心理的・経済的な負担をサポートする体制も必要となります。


小児癌に対する治療法やサポート体制も多様化してきていますので、治療を受ける場合ははできるだけたくさんの情報を収集し、最適と思われる方法を選ぶことをお勧めします。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2009/03/11-015205.php

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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