カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肝臓 >
  4. 肝硬変 >
  5. 肝硬変の症状“腹水”とは?!症状をみてみよう

気になる病気・症状

肝硬変の症状“腹水”とは?!症状をみてみよう

肝硬変の症状の中に、“腹水”といわれる症状があります。この腹水とは一体どんな症状なのでしょうか?調べてみましょう!

 

◆そもそも腹水とは?

腹水とは、体内の臓器と臓器の間の摩擦を少なくし、運動をする際にスムーズに動けるようにお腹の隙間(腹腔)に入った水のことを示します。

 

問題視されてしまうことは、その水の量です!通常であれば、腹腔にある水は20~50mlとされています。しかし、この肝硬変は水の量が通常よりも多くなってしまう事もあります。肝硬変の中でも非代償性肝硬変の患者さんの場合、この腹水になるケースが多く見られます。

 

◆なぜ起こる?原因とは?

腹水とは、慢性的な肝疾患で生じる症状の一種です。主な原因としては、肝細胞(肝臓の細胞)が破壊されて減少すると蛋白合性能が低下していき、“低アルブミン血症”となります。低アルブミン血症となると、体内に水分を溜めておく力が弱くなり、腹水が生じてしまいます。

 

◆治療方法とは?

治療方法としては、安静療法・食事療法・アルブミン製剤・利尿剤の投与がありとされています。しかし、これらの治療法で、効果が得られない場合には、施術で穿刺をし、腹水を抜く治療方法をすることもあります。

 

◆「腹水は命に関わる」と聞くけど本当?

よく、「腹水が溜まると、余命○○」や「腹水がたまるとおしまい」などという声を聞きます。これは本当なのでしょうか?

 

この意味としては、腹水はさまざまな原因によって起こってしまう現象ですが、腹水が起こることにより、内臓が圧迫されたり苦しくて食事が十分にとれず、体本来の免疫力が低下していく・・・という見方は、確かに出来ます。

 

食事がとれないほどにまで苦しい状態ともなれば、命の危険性も否定はできませんが、そうでなければ、頻繁に腹水を抜いたりする治療を行うことで、命を落とすリスクも下げることができます。

 

しかし大切なのは“治療をすれば”の話であって、やはり放置をしておくと、どんどん症状は悪化していく傾向に。

 

腹水が溜まる人は、皆口に出さないだけで、実際には結構な患者数が存在します。腹水は放置をしていても改善されるわけではない病気なので、必ず異変を感じたら、病院へ受診をしましょう。 

(Photo by: //www.ashinari.com/

著者: hatamaiさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

肝硬変に関する記事

こんな生活には要注意!肝硬変のリスクを上げる原因とは?

  毎日何気ない生活をしていても、その私生活の中には肝臓にとってとても負担...

ウイルス性肝炎やアルコール摂取、肥満から肝硬変へ・・・肝硬変の原因

  肝硬変は、肝臓が硬くなって機能が低下してしまうものです。肝臓は比較的丈...


肝硬変末期…出来る治療はあるの?もう治療法はないの?

 肝硬変の症状を起こし、検査をおこなうとすでに末期だと診断された場合、頭によ...

定期的な健康診断で肝硬変を早期発見しよう!

  肝硬変は、アルコールの過剰摂取や肥満、ウイルス性肝炎などが原因でおきま...

カラダノートひろば

肝硬変の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る