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アレルギー

花粉症の最新治療―舌下減感作療法-

 

花粉症の治療は内服薬や点鼻薬などを使って鼻水、目のかゆみを抑える対症療法が主流でした。近年、唯一の根治的治療として減感作療法が登場し、注目を集めています。

 

 

減感作療法とは何か

 

花粉症は、体に入った花粉(異物)を体外に排除しようとするアレルギー反応によっておこります。減感作療法は体の中に花粉エキスを注入し、花粉が体内にある状態を慣れさせることで、アレルギー反応がおこらないようにする治療法です。

 

舌下減感作療法の登場

 

減感作療法は通常、皮膚に花粉のアレルゲンエキスを注射する皮下減感作療法が主流でした。最近、舌の下に花粉のエキスを投与する舌下減感作療法が登場し、ヨーロッパではすでに実用化されています。

 

舌下減感作療法の方法・治療期間

 

○方法

舌の下にスギなどの花粉エキスを滴下します。実際の使用では花粉液が流れてしまわないように舌下に置いたパンくずの上にエキスを滴下して行ないます。このパンくずを数分間舌下に保持してもらい、その後飲み込む、または吐き出します。

 

○治療期間

最初の4週間は毎日1回行います。その後は花粉飛散期終了まで週1回行います。滴下は家で行いますので、毎日の通院は不要ですが、11月から4月にかけて1ヶ月に1回程度の通院となります。これを毎年繰り返します。

 

 <舌下減感作療法のメリット>

1.アナフィラキシーなどの重篤な副作用がない。

2.痛みが少なく、小児にも使用やすい

3.通院回数を減らせる

 

世界的には、減感作療法は「皮下」から「舌下」へと移行しています。日本ではまだ製品化されていませんが、「治験第三段階」という安全性と治療効果を確認する段階にあり、治療を受けられる日も間近です。(20146月に保険適応となる予定です。)

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/12/07-354515.php )

著者: 近藤雄太さん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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