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子どもの夜驚(やきょう)症・夢中遊行~その原因と対処法~

   

子どもの夜驚症(やきょうしょう)とは、夜中に寝ていたはずの子どもが急に叫びだし、顔を真っ赤に紅潮させたり、汗をかいたりという自律神経症状を示すものです。

 

また夢中遊行は、夜中に寝ていた子が突然起き上がって歩いたり、走ったりという行動を示すものです。

 

いずれもある一定期間続き、その後睡眠に戻り、翌朝は覚えていないという特徴を持ちます。両方が一緒に現れる場合もあります。もともと起こしやすい遺伝的傾向があるとも考えられていますが、ストレスで起こしやすくなる子どももいるようです。


どちらも家族にとっては非常に不安なもので、専門医に相談に訪れる方も多いようです。


もっとも鑑別が必要なのは精神運動発作です。夜驚症や夢中遊行は入眠後1時間から2時間ぐらいの深い睡眠状態から浅い睡眠へ移る時に現れることが多く、自律神経症状も少ないことから鑑別がつくことも多いのですが、できれば脳波などの鑑別検査を行うことをお勧めします。


夜驚症や夢中遊行はある一定の年齢が来ればほとんど消失するので、軽度であれば、家を飛び出したり、怪我のないように見守るなどの経過観察で可能です。子供に危険が及んだり、親のストレスとなって悪循環になっているときなどは、ベンゾジアピン系の軽い睡眠薬を使用することもあります。


ただし、子どもの場合、強いトラウマによって夜驚の症状が起こることもよくあります。寝ている最中、夜中に突然騒ぎ出しトラウマ体験の想起や分離不安を思わせる行動がみられる場合もあります。

 

このような外傷後ストレス症候群(PTSD)の症状と考えられるときには、親の不安感をまず取り除き、子どもの症状を受け入れていく必要があります。しかし、症状が非常に強い場合は、一時的に薬物療法も有効となる場合がありますので、医師とよく話し合って治療を行っていく必要があります。

 

いずれにしても、親がストレスを抱えすぎないようにしていくことは、とても大切です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/02/28-014682.php)

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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