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気になる病気・症状

機能性ディスペプシアって何?~胃とストレスの密接な関係~

 

なんだか胃の調子がおかしい。食後に胃もたれがするようになった。そう思って消化器内科を受診し、内視鏡検査をしたところ、診断結果は「粘膜などは異常なし」こんな症状を、機能性ディスペプシアと言います。つまり、「潰瘍の無い胃炎」です。
この疾患の主な原因は、ストレスだと言われています。

 

 

胃と神経の密接な関係

 

胃には自律神経が分布しています。自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類があり、以下のようにして胃の分泌を調節しています。

 

交感神経:胃の運動抑制。胃酸の分泌抑制。

副交感神経:胃酸の分泌をうながす。

 

胃酸は、胃の粘膜内にある壁細胞という細胞から分泌されます。副交感神経はこの壁細胞の働きを調節しています。

 

交感神経副交感神経は胃の運動の「オン」「オフ」のスイッチのように、その働きをコントロールしています。

 

自律神経の基礎知識

 

1.私たちの意思では動かせない

自律神経はその名前の通り、私たちの意思とは関係なく働く神経です。したがって、腕や手の筋肉を動かす神経と違い、自由に動かすことができません。

その多くは、心臓や消化器官など人間が生きていくのに欠かせない臓器に分布しています。

人間の体温、循環などの状態を一定に保つのに役立っています。

 

2.ストレスで乱れてしまう

自律神経は脳が知らず知らずのうちに働きを調節しています。そのため、ストレスにより脳がダメージを受けると、その働きが乱れてしまいます。また、自律神経は、私たちの意思とは関係なく動いているので、その働きの乱れに気づきにくいのも厄介な点です。

 

胃のストレスの影響

 

ストレスのある状態が長期間続くと、交感神経もしくは副交感神経のどちらか一方だけが過剰にはたらいている状態になるため、ついには「オン」「オフ」のスイッチが壊れてしまいます。その結果、胃のぜん動運動が弱まったり、胃液や粘液の分泌量に異変があらわれたりすることがあります。その結果、潰瘍もないのに胃もたれ、膨満感、むかつき、胸焼けといった症状があらわれるのです。

 

ストレスを感じると胃の不調が表れやすいのは、自律神経が密接にかかわっているからなのです。

 

(photo by:  //www.ashinari.com/2008/12/15-011919.php?category=252)

著者: 近藤雄太さん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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