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育児・子供の病気

こどものけいれん発作とてんかん

てんかんとは、大脳皮質神経細胞に過剰な発作性の放電が生じ、そのために意識・運動・感覚などの異常が発作として現れる疾患のことを言います。

 

てんかんの原因

原因は未だはっきりとはしていませんが、いくつかの遺伝子性てんかん症候群で、遺伝子的な原因と思われる遺伝子がみつけられています。

 

てんかんの症状

発作症状としては、意識障害や全身性の筋痙攣がみられ、検査における脳波所見としては、びまん性・両側同期生発射と呼ばれる特殊な波形が観察されます。

 

発作が起きたときの対処方法

基本的に、痙攣を起こしている最中は、身に危険が及ばないように配慮し、無理に刺激を与えず見守ります。

口の中に食べ物など、誤嚥を引き起こす可能性のある食べ物や吐物などが入っていた場合は、早めに掻き出します。(以前は舌を噛まないようにと、無理に口に何かを咥えさせましたが、今はそういうことは逆に危険なのでしません。)ほとんどの発作は自然に治まります。

良く知られているてんかん発作としては、それまで普通に日常生活をしている人が、急に倒れて白目をむき、全身を痙攣させるといったものが想像されると思います。しかし、このような痙攣を伴う意識消失が、すべて「てんかん」かと言うと、そうではありません。

 

治療の前に

治療を行う前に、問診や脳波検査などによって、てんかんかどうかをきちんと診断する必要があります。てんかんと間違われやすい症状には、次のようなものがあります。

 

てんかんと間違えやすい症状

1. 過呼吸症候群

2. 偽発作

3. アダムス・ストークス発作

4. 神経調節性失神

5. 小児期の憤怒痙攣

上記との鑑別後、てんかんの発作型(複雑部分発作、非定型型欠伸発作など)とてんかん症候群(側頭葉てんかん、レノックス-ガスタント症候群など)を分類し、てんかんの原因(先天性か後天性か)を推測し、基礎疾患を診断していく必要があります。

 

てんかん発作を起こす基礎疾患

てんかん発作を起こす基礎疾患としては次のようなものがあります。

1、 代謝異常

2、 脳血管障害

3、 脳腫瘍

4、 脳形成異常

これらを診断する目的で、血液検査や尿検査、脳波検査や頭部CT、頭部MRIなどの検査を行います。

 

治療

てんかんの治療を行うに当たっては様々な治療薬が用いられますが、上記のような基礎疾患がある場合は、その基礎疾患の治療を優先して行うことが必要です。

これらの基礎疾患がない場合は、発作の予防のために発作別の抗てんかん薬が治療薬として使用されます。

 

一言でてんかんといっても、基礎疾患にはさまざまなものがあります。てんかんと上手に向き合っていきましょう。

 

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●病院を受診すべき、たんこぶとは?頭を打った後、チェックするべき身体の症状

 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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