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育児・子供の病気

子どものけいれん~てんかん治療のポイント~

         

子どもがけいれんを起こしたら、できるだけ早く医療機関を受診するのが基本です。そして、医師から「てんかん」と診断されたら、直ちに治療を開始するのが原則です。

 

また、代謝異常脳血管障害脳腫瘍脳形成異常などの治療可能な基礎疾患が見つかった場合は、その治療をまず優先にして行います。


明らかなてんかん発作を起こす誘因のある場合(光過敏てんかん、入浴てんかんなど)は、それを除去します。しかし、多くの場合、抗てんかん剤の服用による薬物治療が治療の中心となります


てんかんの治療に当たっては、発作型別に薬剤を選択する方法が主流で、その発作の種類により第一選択薬と第二選択薬があります。主な薬剤は以下の通りです。

 

1. 部分発作…単純部分発作・複雑部分発作
第1選択…カルバマゼピン
第2選択…ゾニサミド、クロバザム、クロナゼパム、バルブロ酸ナトリウム、フェニトイン

 

2. 全般発作
1)全般性強直間代発作・全般性強直発作
第1選択…バルプロ酸ナトリウム
第2選択…ゾニサミド、クロバザム、クロナゼパム、バルブロ酸ナトリウム、フェニトイン


2)非定型欠神発作
第1選択…バルプロ酸ナトリウム
第2選択…エトスクシミド、クロナゼパム


3)ミオクロニー発作・脱力発作
第1選択…バルプロ酸ナトリウム
第2選択…クロナゼパム、ニトラゼパム、ゾニサミド、エトスクシミド、クロバザム

 

薬物治療は、発作予防に有効であることは言うまでもありませんが、それぞれの薬剤には眠気集中力の低下筋緊張低下などの独特の副作用があります。


多くの方はこの副作用が受け入れられず、服薬を途中で中断したり、自己判断で服薬時間をずらしたりします。しかし、これが大きな落とし穴で、薬を中断したり、服用時間をずらしたりすることでの血中濃度が一定せず、そのために発作が起きやすくなったりします。


症状が安定することで、徐々に薬は調整されていきますので、決して自己判断で治療薬の服用を中断したり、服用方法を変更する事はやめましょう

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2009/05/03-018679.php)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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